赤ちゃんの夜泣きと正しく付き合うためのコツ・原因と対策、向き合い方

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1.はじめに

子育てをしているお母さんのほとんどが体験する夜泣き。毎日夜泣きが続くと体力だけでなく、精神的にも疲れてしまいます。私も夜泣きを体験した1人です。毎日続く夜泣きに、自分も泣きたくなる日がたくさんありました。

いつまで続くのだろう?泣く日と泣かない日の違いは?どうしたら泣き止んでくれるのだろう?と夜泣きに関する疑問や悩みを持つお母さんは多いはずです。
そして多くのお母さんが、毎日試行錯誤しながら夜泣きに向き合ってきたと思います。

先輩ママさんや私が体験した経験をもとに、夜泣きの原因や悩みなどをまとめてみました。対処法や夜泣きと上手に向き合う方法も紹介していきたいとおもいますので、現在夜泣きと戦うお母さんの参考になればと嬉しく思います。

2.夜泣きの原因と対処法は?

2.1 新生児から生後5ヵ月までの夜泣きの原因

夜泣きってどこから夜泣きと思いますか?ひとくくりに、夜に泣くから夜泣きなのでしょうか?同じ夜に泣く場合でも、子どもの年齢により原因が異なっているように思います。

人間は生まれ持って、朝と夜を区別する能力が備わっていると言われています。しかし、まだ生まれたての赤ちゃんは、朝と夜の睡眠サイクルが未熟なために夜に泣いてしまうことがあります。

新生児の頃は、1日の中で何回も泣きます。おっぱいが欲しい、オムツがきもちち悪い、眠いなど、自分の欲求を泣くことで伝えようとします。それは、朝も夜も関係なしに泣いて伝えます。

泣いてしまう回数が多いですが、おっぱいやミルクを飲んで満腹になれば眠ってくれますし、オムツを交換してあげればすんなりと寝てくれることが多いと思います。

新生児から5ヵ月頃までの夜泣きは、原因が分かりやすく対処しやすいと思いますが、慣れない育児の中で小刻みにしか睡眠と取ることが出来ずに、体力的には辛い時期でもあります。

2.2 生後6ヵ月から1歳までの夜泣きの原因

本格的な夜泣きが始まるのは、生後6ヵ月前後からだと思います。それまでの欲求に対しての夜泣きに加え、ただ泣いてしまう夜泣きも始まります。

夜泣きの原因は、実ははっきりしていないと言われています。その中でいくつか原因になっているだろうと言われているのが、日中に受けた脳への刺激から夜泣きが起こると言われています。

赤ちゃんにとって、日中に見たもの聞いたもの、手に触れたものすべてが初めての経験になります。寝ている間も頑張って昼間の情報を整理しようと一生懸命に働いてくれています。

日中にたくさんの刺激を受けた夜は、特に夜泣きが激しかったりします。たくさん遊んで、たくさん知って欲しいと思う反面、今日は夜泣きするだろうと覚悟を決めた日が何度もありました。成長の過程だと思えば、喜ばしい夜泣きでもあります。

この頃になると、お父さんやお母さんのことをしっかり認識しています。私の子どもは、休日になればお父さんに遊んでもらうのが大好きなのですが、夜眠る時は私がいないと寝てくれない子どもでした。

特に夜泣きが始まると、お父さんが抱っこすると余計に悪化します。触れられることも嫌がっていました。私が抱いた途端に泣き止み、眠ることもしばしば。

母の私にとっては可愛らしく感じる出来事ですが、夫にとっては結構ショックな出来事だったそうです。現在でも変わらず、寝ぼけている間、何故かお父さんを拒絶します。これだけは謎のままです。

2.3 夜泣きの対処法

私の子どもはなかなか寝てくれない子どもでした。毎日寝かしつけが大変で、色んな事を試してみました。その中で効き目があった寝かしつける方法やママ友が実際に試していた方法を紹介したいと思います。

①新生児から生後3ヵ月前後まで
お母さんの負担を考えると、添い乳が有効的だと思います。この頃は授乳期間も短く回数も多いですし、時間のたびに体を起こして母乳を与えるのは疲れます。添い乳をする場合は注意が必要ですが、実際にこの方法で卒乳まで乗り切ったというママ友が多くいました。

私は添い乳が上手にできなかったですし、ミルクも飲ませていましたので違う方法で乗り切りました。ミルクを飲ませながら小さな声で子守歌を歌い、眠りを誘います。ミルクを飲み終わるとゲップをさせる体制にもっていき、ゲップだけさせます。

そのままゆっくり頭が胸の下あたりまでおろします。ちょうどお腹の上で寝かすような体制です。私の心音が聞こえ、温かいのかこれで良く寝てくれました。
30分ほどこの体制で我慢し、寝いったところでベビーベッドへ連れて行きます。

それでもベッドに連れて行くと目を覚ましてしまう時は、腕枕で寝かせます。横抱きしたまま自分に横になり、そのまま腕枕のまま一緒に寝てしまいます。気付くと手がしびれ、肩も凝るので大変でしたが、子どもは安心出来るのかぐっすり寝てくれました。

②生後3ヵ月ごろから生後7ヵ月ぐらいまで
我が家では毎日のように行われていた、スクワットの寝かしつけです。
子どもをしっかり横抱きにし、上下にスクワットです。トレーニングのようなスクワットではないので、女性でも簡単に出来るスクワットですので安心してください。

赤ちゃんは上下の揺れで眠りやすいという情報を見つけ、それからは毎晩スクワットをしていました。膝をほんの少し曲げる程度のスクワットです。音楽を聞いてリズムを取るぐらいの揺れで大丈夫です。逆に回数が必要なので、深くスクワットしてしまうと膝や腰に負担がかかってしまうので気をつけてください。

この方法を知ってから、始めの寝かしつけまで200~300回程のスクワットは毎日していましたが、私以外でも寝てくれることが分かり、疲れたら夫に交代してもらえるようになり、私の負担が少なくなりました。

その他には“あみん”の横揺れステップもオススメです。昔ヒットした「待つわ」というタイトルの曲なのですが、このワンフレーズのステップがなかなかの優れものです。懐かしの曲や昭和の代表曲としてテレビで流れることがありますので、1度は聞いたことがある曲だと思うのですが。

♪わたしま~つ~わ、いつまでもま~つ~わ♪ みたいな感じなのですが。

この曲に合わせた左右の揺れるステップが、赤ちゃんの眠りを誘います。
子守歌のように歌いながら、ステップすると気持ちよく寝かしつけが出来ます。

③生後8ヵ月から1歳前後まで

この頃になると、朝晩のリズムが定着し、夜にまとめて寝てくれる子どもが増えますが、夜泣きがひどくなる時期でもあります。日中に強い刺激を受けた日や色んな体験をした日は、脳の中で情報を処理しきれず夜泣きすることがあります。

以前の夜泣きと比べて、欲求に対する夜泣きではなく、ただひたすら泣く、寝ぼけながらの夜泣きパターンが多いように思います。そうなるとあやすのが一苦労です。背中をトントンしたりさすってあげたり、抱っこしてみたりと色々試してみます。

それでもダメな時は一旦起こしてしまうのがいいと思います。もう一度寝かしつけするのは大変ですが、電気をつけて目を覚ましてあげることで夜泣きがおさまります。しっかり抱きしめてあげれば安心してまた眠りについてくれます。

この時期は夜泣きもありましたが、寝かしつけの方が大変でした。絵本や子守歌を喉が枯れるまで歌っていました。まだ遊びたい欲求を満たすのに一苦労でした。今となっては懐かしいですが、寝かしつけにしろ夜泣きにしろ、体力が必要なお世話です。上手に力を抜きながらお世話したいところです。

3.夜泣きはいつまで続くの?

新生児の要求泣きを含み、生まれてから夜泣きを体験しているといつまで続くか心配になります。数時間まとまって寝てくれるようになり、夜泣きが全然なかったというお母さんもいらっしゃいます。羨ましい限りです。

夜泣きは子どもによって個人差があります。早い段階から毎日夜泣きをする子どももいれば、夜泣きしない子どもだと思っていたら、1歳から夜泣きが始まる子ども。毎日ではないが、週に2~3回の夜泣きが3歳ぐらいまで続いたというケースなど様々です。

夜泣きの原因にもよりますが、生活のリズムが整い脳の成長と共に夜泣きが少なくなってくるように思います。日中はよく遊び、夜は静かに過ごすなど、夜泣きの原因になることを少しずつ減らしてあげる事で、子どもの睡眠を守ってあげましょう。

4.夜泣きが原因の悩み

4.1 夜泣きの声でイライラする

可愛い我が子のはずなのに、毎日夜泣きが続くと泣き声にイライラしてしまうことがあります。せっかく寝かしつけして、ホッと一息とリラックスしたところで泣き声が聞こえてくると“また始まった”と思ってしまいがちです。

まだ余力が残っている日中の泣き声ならば優しく抱きしめてあげられる余裕がありますが、1日の疲れが溜まった深夜になってしまうと先に苛立ちが勝ってしまいます。そしてイライラしてしまう自分にも腹が立ってしまい、余計に悪循環です。

ついついキツイ言葉になってしまい、余計に号泣してしまうこともあります。それを見て自分も泣きたくなる。夜泣きを経験したお母さんたちならば、1度は経験したことがあるシチュエーションではないでしょうか。

夜泣きでイライラしていると赤ちゃんにも伝わってしまいます。お母さんの表情の変化や声のトーンで察知してしまいます。イライラしてしまうのはよくわかります。私も経験者です。

でも、出来るだけ笑いかけてあげてください。心の中は大荒れでも、緩やかな表情で子どもを見てあげてください。きっと安心して眠ってくれると思います。

4.2 寝不足で体力的に辛い

とにかく夜泣きが続くと寝不足になります。毎日の寝不足に加えて、日中は子どものお世話もあります。休む暇すらなく体力的にも辛くなってきます。

お母さんたちの意見で、“寝るという欲求をあきらめる”“寝たいと思うからストレスになる”など夜泣きの時期の睡眠をあきらめるという考え方が多くみられます。確かにそう考え自分の中で処理しなければ、夜泣きを越えられないと思うことがあります。

4.3 夜泣きでも起きない夫に腹が立つ

夜泣きのイライラで1番あるあるのイライラだと思うのが、夜泣きでも横でスヤスヤ眠る夫のことです。ママ友の会話でよく話されているイライラです。

家族の為に一生懸命働いてくれている夫。毎日ヘトヘトになるまで働いてくれている夫。毎日お疲れで、ぐっすり眠っているのはわかっているのですが、夜泣きと戦っているお母さんにとっては苛立ちが先行します。

「これだけ泣いているのに、寝てられる神経がわからない!」とイライラする。
疲れて帰ってきて子どもが夜泣きすると「うるさい、泣き止まして」という夫。
何もしてくれない夫にイライラしているお母さんたちがたくさんいます。

夜泣きの場合、お母さんしか泣き止まないことがあります。お父さんがいくら抱っこしても泣き止まない時はあります。ただ、一人で夜泣きと向き合っているととても孤独な気持ちになってしまいます。深夜に響き渡る泣き声が、精神的に追い詰められたりします。その中で、一緒に夜泣きと向き合って欲しいという気持ちからイライラに変わってしまうのですよね。

そんな時は、その気持ちを素直に話してみてはどうでしょうか。相変わらず横でグッスリ眠ってしまう夫でも、思っていることを話すことで少し楽になるように思います。

4.4 近所迷惑になっていないか気になる

夜泣きの辛いところは、深夜に泣き声が響きご近所の迷惑になっていないだろうかと気になってしまうところです。日中であれば、多少の泣き声でも生活音でかき消されますが、静まりかえった深夜では丸聞こえです。

もう少し泣かせていれば泣き疲れて眠るかな?と思いつつも、ご近所迷惑を考えると“早く泣き止ませないと”という思いにせかされます。
マンションならば尚更です。

夜泣きの時期は、お母さんなりに気を使い色んな対策を立てています。日頃からご近所さんに会うと、「夜泣きがうるさくてすみません」と一言伝えたり、夜泣きが始まったら車で住宅街から離れるなどの暗黙のルールがある地域もあるほどです。

私もお隣さんの奥さんには一言声をかけるようにしていました。元々会えばお話しするお付き合いでしたが、3人の子どもを育てたお母さんでもあるのでとても理解のある方でした。

夜泣きの声がうるさいのではないかと気になっていましたが、以前より随分気持ちが楽になりました。とは言え、最低限のマナーは必要だと思います。
夜泣きが始まると窓を閉めるなど、ご近所トラブルが起こる前に少し配慮の気持ちを持ちましょう。

5.夜泣きを放置するのは大丈夫?

5.1 夜泣きを放置すると悪影響?

夜泣きが始まると、すぐに抱っこしてあやす派とトントン背中をたたきながら様子を見る(放置)派に分かれます。どちらにも良い面と悪い面があると言われています。一見、すぐに抱っこする派の方が良いのかと思いきや、自分で眠るという習慣の妨げになってしまうという意見もあります。逆に、見守るように様子を見る場合は良いですが、ただ放置してしまうという危険性があります。

夜泣きをしているのに、放置すると子どもの不安が募り余計に夜泣きがひどくなってしまわないのか、愛情不足になってしまわないのかと不安を感じることがあります。愛情不足の代償でサイレントベビーになるという説を聞くと、放置=悪影響と感じてしまいます。

しかし、夜泣きを見守ると放置するのとではまったく異なる行動です。
愛情をもって夜泣きを見守る(放置)することは、必ずしも愛情不足にはならないということです。

確かに抱っこすることは、体温や体で愛情を感じ不安を取り除いてあげることが出来ますが、見守ってそばに寄り添ってあげることでも愛情を感じ安心出来ると思うのです。家庭によって夜泣きに対する対処の仕方は違ってきますが、愛情をもって接することが一番大切な事だと思いました。

5.2 外国では夜泣きはどうしているの?

 

夜泣きの事を調べていくうちに、多くの外国では夜泣きという言葉がないことを知りました。夜泣きは日本特有の悩みの種だということです。
赤ちゃんはどこの国でも泣くものだと思いますが、夜泣きが存在しない外国ではどのような睡眠スタイルなのか気になり調べてみました。

アメリカでは、赤ちゃんが産まれる前から部屋を準備している家庭が多いそうです。早い時期から自立心を育てるためだと言います。赤ちゃん用の部屋で寝かしつけをし、一人で寝かせるのです。

夜に泣くことがあっても、日本のようにすぐにあやしに行くのではなくしばらく様子をみるのが常識です。アメリカでは一度夜泣きを放置することで、次の日から夜泣きがなくなると考えられています。

この方法は多くの国で行われている夜泣きをなくす子育て方法ですが、日本では住宅事情を考えると結構勇気のいる選択になります。でも一度で夜泣きがなくなるのならば、試してみたいと思う気持ちも正直あります。

6.夜泣きの対策は?

6.1 早寝早起きで生活のリズムを整える

夜泣き対策でもっとも大切だと考えられているのは、早寝早起きをして日々の生活リズムを整えることだと言われています。朝は6時過ぎには起きるようにし朝日を浴び、夜は20時過ぎには寝られるように準備します。

日中に太陽を浴びることで、朝起きて夜になれば寝るという習慣をつけていきます。いきなり生活リズムを変えることは難しい場合は、朝早めに起きることから始めてみましょう。少しずつ時間をずらしながら体内時計と整えていきます。
生活リズムは夜だけでなく、1日を通してリズムを作っていくことが大切です。

1日の過ごし方の例として、午前中は公園遊びや体をしっかりと使った遊びをし、午後からは室内でお絵かきやおもちゃなどで遊び、夕方以降はゆっくりとした時間を過ごします。就寝時間が近くなれば少し明かりを抑え、テレビを消して寝る準備をします。

少しずつ生活リズムを整えて、夜泣き対策をしていきましょう。

6.2 入眠儀式でリラックスした気持ちで眠る


寝る前のテレビや刺激の強い遊びをすると、夜泣きをすることが多いと思います。特に夜泣きをする時期には、リラックスした気持ちで眠る事が大切です。

例えば子どもに合わせた入眠儀式を作ってしまうのです。これを始めたら寝るという行動パターンを作ります。お布団に入り絵本を読む、子守歌を歌う、音楽やオルゴールを聞かせるなど毎日同じことを繰り返します。

始めのうちは簡単に眠ってはくれません。遊び足りない子どもはすぐにお布団から出てしまいます。でもここは根気比べです。諦めずに毎日続けるのです。
そうすることで、子どもの入眠儀式が出来上がります。

毎日同じ行動をすることで安心感が生まれ、リラックスした気持ちで眠る事が出来るのです。

6.3 夜泣きのイライラを軽減するには

寝不足になり体力が消耗してくると、怒っても仕方ないけれどイライラしてしまうものです。イライラする理由には複数の原因がありますが、まずは寝不足を解消することでイライラが軽減されることがあります。

寝不足を解消する方法は簡単です。とにかく子どもが寝たと思ったら自分も寝ることです。夜に限らずお昼間でも同じです。

日中は家事仕事が多く、掃除や洗濯とやる事がたくさんあります。でも手を抜けるところは出来るだけ手を抜いて自分の体力を回復させることを先決に考えた方が夜泣きと上手に付き合えると思うのです。

また休日にお父さんが居てくれる日は、少しお父さんに子どもを任せて睡眠をとるのもよし、気分転換に買い物に行くのもいいと思います。自分の気持ちを切り替える時間を作ることで心のゆとりが生まれると思います。

6.4 夜泣き用の薬の効果は?

色んなことを試してきたけれど、なにをしても夜泣きがなくならないという赤ちゃんもいます。昔から夜泣き用のお薬が存在しますので紹介したいと思います。

樋屋奇応丸(ひや・きおーがん)

私の中で、夜泣きの薬と言えばこの樋屋奇応丸です。
♪赤ちゃん夜泣きでこまったな~♪というフレーズを聞いたことがあるという方、多いのではないでしょうか。

樋屋奇応丸は、生薬で作れており高ぶった神経を鎮め、崩れた心と体のバランスを整えるお薬になります。

夜泣きやかんむしに服用することは知っていましたが、風邪や熱がある時に服用できるお薬とは知りませんでした。

宇津救命丸「糖衣」

こちらのお薬も夜泣き、かんむしに服用するお薬です。樋屋奇応丸と同じく自然の生薬だけで配合されており、消化不良や下痢の時にも服用できるお薬です。

漢方といえば苦いイメージがありますが、このお薬は表面が甘くコーティングされており、子どもでも飲みやすい錠剤タイプのお薬です。

どちらも漢方のお薬ですので、低年齢でも服用できるお薬になりますので安心して飲むことができます。子どもの体質に合ってくれると夜泣きが収まったという口コミも多くみられます。

市販で買えるお薬もありますが、病院で処方させるお薬もあります。病院で夜泣きについて相談しながら、子どもに適したお薬を処方してもらうのも安心出来ます。夜泣きで手に負えなくなる前にお薬の力を借りてみるのも一つの対処法だと思います。

7.おわりに

夜泣きと毎晩付き合っていると精神的に疲れてしまいます。私自身も毎晩の夜泣きでイライラすることがしばしばありました。怒っても仕方ないけれど、叱りながら寝かしつけた日もありました。そんな日は子どもの寝顔を見ながら泣きながら謝っていました。何も悪いことをしていないのに、どうしてあんなに怒ってしまったのだろうと自分を責めていました。

子どもの成長過程で夜泣きがおこるものだとわかっていても、実際に泣いて手が付けられないと目の前の現実しか見えなくなるものです。私はそれでもいいのではないかと思っています。少しずつ子どもと一緒に成長し、笑って話せる夜泣き話になれば良き思い出になると思います。