親が知っておくべき食物アレルギーに対する最低限の知識

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1.はじめに

育児をしていく中で、切っても切り離せないのが食事です。子どもの成長に欠かせないお世話であり、常に栄養面を気にしながら献立を考える必要があります。

さらに注意しないといけないことがあります。それは、食物アレルギーのことです。知っておかないと命に危険が及ぶ可能性があるからです。

食物アレルギーに関してとても気にしているお母さんもいれば、以外に安易に考えているお母さんがいることも事実です。

私自身食物アレルギーがあり、食物アレルギーの怖さを身をもって体験しました。そのため子どもの離乳食が始まった頃は、常に細心の注意を払って臨むことになりました。

食物アレルギーを気にし過ぎて食事の幅が狭まってしまうことは避けたいですし、たくさんの食材を楽しく食べて欲しいと願いますが、食物アレルギーに対しての最低限の知識は知っておきたいものです。

これから離乳食を始めるお母さんや、食物アレルギーを心配しているお母さんのために食物アレルギーについてまとめてみました。参考になれば嬉しく思います。

2.食物アレルギーとは?

2.1 食物アレルギーはどうしておきるの?


人間の体には、細菌やウイルスが外部から侵入してきた時に戦ってくれる「免疫」が存在します。生まれた時からずっと体を守ってくれている免疫ですが、食材によってこの免疫が異物と判断してしまい食物アレルギーとして反応してしまいます。

通常、食べ物が口から入ると食材の栄養素をしっかりと吸収して排出されます。しかし、

免疫が異物と判断してしまうと発疹や蕁麻疹など痒みを伴う湿疹が皮膚に現れ、喉が腫れ呼吸がしにくくなることもあります。

特に消化機能が不十分な赤ちゃんの場合、食べ物を異物と判断してしまうことも多く、低年齢の子どもの食物アレルギーが心配されます。

またひどくなると食材を口にするだけでなく、食材そのものに触れたり空気を吸い込んだだけでもアレルギー反応を起こす場合があります。

2.2 食物アレルギーを起こしやすい食材

食物アレルギーには、国が定めた27品目のアレルゲンがあり、特定原材料7品目・特定原材料に準ずる推奨20品目になります。アレルギーを起こす食材はたくさん存在しますが、特にアレルギーを起こしやすい食材です。

その中でも特に食物アレルギーを起こしやすい3大アレルゲンといえば、鶏卵・牛乳・小麦です。この3つの食材にアレルギー反応を起こす子どもが多く、身近な食材なだけに気を付けなければいけません。

鶏卵には卵白と卵黄に分類され、特に卵白にアレルギー反応を起こすことが多いと言われています。私の子どもも鶏卵アレルギーで、特に卵白の方が強く反応します。鶏卵は加熱するとアレルゲンが減少し、アレルギー反応も少なくなる傾向にあります。


カルシウムを摂取する手軽な牛乳ですが、鶏卵に続き2番目に多いアレルゲンです。牛乳に含まれるタンパク質が原因で、加熱してもアレルゲンの強さはほとんど変わりません。

子どもの成長に大切なカルシウムですので、牛乳を除去する場合は豆乳などの大豆製品や小松菜、ひじき、小魚などを積極的に摂取出来るように献立を考えましょう。牛乳アレルギーの場合、牛肉にもアレルギーがある可能性があります。牛肉を食べされる時は、少量ずつ慎重に食べさせるようにしましょう。

最後に小麦です。パンやうどん、お菓子など多くの食べ物に含まれる小麦ですが、牛乳と同じように加熱してもアレルゲンの強さはほとんど変わりません。
現在では食物アレルギーの子どもが増えたことにより、小麦のかわりに米粉を使ったパンやパスタなどがあります。

小麦粉の場合、思ってもいない食事に含まれていることがあります。市販されているカレーやシチューのルー、多くの調味料にも小麦が使われています。成分表示をしっかり確認する習慣をつけましょう。

2.3 食物アレルギーは遺伝する?

自分自身に食物アレルギーがあると、生まれてくる赤ちゃんにも食物アレルギーが遺伝するのではないかと心配になりますよね。

両親のどちらかがアレルギー体質の場合、子どもに遺伝する確率は約30%。両親ともアレルギー体質の場合は約50%の確率で子どもにアレルギー体質が遺伝すると言われています。しかし、アレルギー体質が遺伝する事があっても、食物アレルギーが遺伝することはありません。


仮に、お母さんがアレルギー体質であり卵アレルギーがあったとしても、その子どもがアレルギー体質になることはあっても、同じ卵アレルギーではないという事です。

ただ、アレルギー体質の子どもは食物アレルギーを起こすことが比較的多いようですので、卵アレルギーや他の食物アレルギーを持って生まれてくる可能性はあります。そう考えると、アレルギーを起こしやすい食材を食べる時は気を付けて進めた方が良いと思います。

2.4 食物アレルギーは一生続くの?

食物アレルギーがあると、お母さんは献立に頭を悩ますことが多々あります。特に3大アレルゲンの鶏卵・牛乳・小麦の場合、どうしても食事の幅が狭まってしまいがちです。このまま一生食べられないと少し不安になってきますよね。

食物アレルギーの場合、子どもによって症状や程度がかなり違ってきますので、すべての子どもに当てはまるわけではないですが、成長と共に食物アレルギーを起こす可能性が低くなってくると言われています。

1つの目安として、3歳ぐらいで約50%。6歳ぐらいまでで80%程の子どもが食物アレルギーを克服できる可能性があるとされています。年齢が上がるにつれて消化機能も発達し、食べ物をスムーズに消化してくれるようになるということです。そう考えると一時的な除去食になりますので、一安心です。


しかし、安心もつかの間です。実は年齢が上がるにつれてアレルゲンも変化していきます。これまでは3大アレルゲンをもつ子どもが多かったですが、食事の幅が広がった分、アレルゲンの幅も広がったということです。

特に、甲殻類やピーナッツなどのナッツ類、そばや果物などがアレルギーを起こしやすい食材になります。いずれにしても初めて食べる食材の場合は、少しずつ様子を確認しながら食べさせるようにしましょう。

3.食物アレルギーの症状は?

3.1 即時型の症状

食物アレルギーの症状は子どもによって様々な症状がみられます。
代表的な症状は、皮膚症状です。その他に、呼吸困難やくしゃみ・咳などの呼吸器症状、口の中や唇などの粘膜が腫れる粘膜症状、下痢や腹痛、嘔吐などの消化器症状、命の危険が及ぶアナフィラキシーショックなどがあります。


それらの症状は、食べた直後から症状が現れる即時型症状と、食後数時間後~数日後に症状が現れる遅延型症状があります。

即時型の症状は主に皮膚症状に現れることが多く、早ければ食後15分ぐらいから、ほとんどの場合は2時間以内に蕁麻疹や赤みのある湿疹、かゆみがある湿疹などの症状が現れます。

3.2 遅延型の症状

即時型の症状に比べて、あまり知られていないのが遅延型の症状です。原因となるアレルゲンは即時型と同じ食材になります。遅延型は食後数時間後から数日後にアレルギーの症状が出る事から、あまり認識されていないのが現状です。


遅延型の場合、即時型に比べて急を要する重篤な症状はないものの、症状が出るのが遅い為に原因がわかりにくくアレルゲンを発見出来にくいのが特徴です。

日常から口にしている食材のため、慢性的に湿疹が出来ているのでアトピー性皮膚炎やアレルギー体質と間違われることがあります。他には下痢や頭痛などの症状もあります。

アレルゲンの原因になる食材を頻繁に摂取することで、アレルギー反応が強くなることもあり、急に即時型のような症状が出る場合があります。子どもの湿疹が続き調子が悪い日が続くようであれば1度アレルギー検査をお勧めします。

3.3 食物アレルギーでよく起こる症状

食物アレルギーでよく起こる症状として皮膚症状が見られますが、特に蕁麻疹や痒みのある湿疹があります。反応が少ない子どももいますが、食べて数分後に口周りから蕁麻疹ができ、次第に全身に広がります。


目の周りや眼球に痒みや腫れることもあります。特にわかりにくいのが口の中です。喉の腫れや舌がピリピリする症状がありますが、小さな赤ちゃんは上手に話すことが出来ず不快に感じ泣いて訴えます。喉が腫れると呼吸しにくくなることもあり危険が及びますので、こまめに口の中を確認する必要があります。

次に多い症状が消化器症状です。消化管粘膜が未熟なために、アレルゲン物質を口にする事で腹痛や下痢になることがあります。即時型のようにすぐに症状が出る場合と遅延型のように下痢が数日続くこともあります。皮膚症状が治まっても腹痛や下痢だけが続くこともありますので早めに受診しましょう。

3.4 アナフィラキシーショックってどんな症状?

即時型の症状が複数重なり、重篤化した状態のことをアナフィラキシーショックといいます。短時間で強いアレルギー反応を起こし、蕁麻疹やかゆみなどの皮膚症状、粘膜症状、咳や呼吸がしにくいなどの呼吸器症状。血圧が下がる・意識障害があるなど命の危険がある症状です。


鶏卵やピーナッツ、ソバなどでアナフィラキシーショックを起こす場合が多く、注意が必要な食材になります。アナフィラキシーショックは食材を食べた時に限らず、アレルゲンの食材に触れた時、身近にあった場合でも症状が出る場合もありますので、注意が必要です。

アナフィラキシーショックは、食べ物を食べた時だけではありません。
運動の前にアレルゲンを含む食事を取ると運動食物依存性運動誘発アナフィラキシーと呼ばれる症状が出る場合があります。
激しいスポーツ(サッカー・バスケット・テニス)をすると症状が出る事が多いですが、軽い運動の場合でも症状がでることもあります。体を動かすことで、ヒスタミンが分泌されアナフィラキシーの状態になります。

食物アレルギーの即時型の症状と同じように、蕁麻疹などの皮膚症状・呼吸器症状・意識低下などの循環器症状があります。症状が出た場合、直ちに運動を止め安静に過ごすことが大切です。

4.病院に行くタイミングと治療法

4.1 病院に行くタイミングは?

アレルギー反応が出た場合、軽度や重度関係なく病院での受診をお勧めします。

小さな赤ちゃんや軽度の皮膚症状の場合、病院に行く頃には症状が引いている時があります。症状が引いた状態でも受診するこが出来ますし、アレルギーの疑いがあれば血液検査をしてくれる病院もあります。


病院に行く際は、どの食材をいつ頃食べたのか、どれぐらいの時間で症状が現れ症状が消えたなどをメモに書き持参するようにしましょう。市販のベビーフードであればパッケージを持っていくと食材が記載されていますので持参しましょう。

症状が出た時は携帯電話などのカメラで写真を撮っておけば、病院に行く頃に症状が治まっていても状況を説明する事ができるので便利です。

腹痛や下痢の症状が出た場合も同じように、いつどの食材を食べいつ頃に症状が出始めたのかメモに取っておきましょう。いざ症状が出てしまうと慌てて頭が真っ白になってしまうこともあります。新しい食材を食べる時はメモを用意しておくと慌てずに対処出来ます。

4.2 一時的な治療方法

食べ物によるアレルギー反応があり病院で受診した場合、体の中から炎症を抑える抗ヒスタミン薬、皮膚の上から炎症を抑えるステロイド剤を処方されることがあります。

アレルゲン物質が体内に入るとヒスタミンなどの炎症物質が全身に送り込まれます。ヒスタミンが体幹に送り込まれると体幹に蕁麻疹やかゆみなどの炎症が起きるという仕組みです。

このヒスタミンを抑えるお薬が、「抗ヒスタミン薬」です。服用後30から1時間で効果が現れます。


一方、皮膚の上からの治療はステロイド剤を使うことがあります。体内からの抗ヒスタミン薬である程度かゆみを抑え、ステロイド剤で患部を修復します。かゆみがある湿疹や蕁麻疹のため、掻きつぶしてしまった場合に効果的です。

4.3 長期的な治療方法

食物アレルギーの場合、一時的な治療の他に長期的に治療が必要となります。
1番わかりやすい治療は、アレルギー物質の除去です。食べないということです。
まずは血液検査などでアレルゲンの原因となる食材を特定します。その後除去食を開始します。半年から1年周期で血液検査を行い、アレルギーの数値を比較していきます。


現在では入院治療や、医師の監督のもとで少しずつアレルゲンの原因になる食べ物に挑戦していくという“経口免疫治療法”があります。

事前に経口負担試験という、どのぐらいの量で症状が出るのかを測定します。その後少しずつ摂取し、体に慣れさしていくという治療法です。

この治療法は、アナフィラキシーショックなどの危険が及ぶ治療法です。事前に検査をしていても体調の具合で急にアレルギー反応が出る事があります。そして何よりも、アレルギー反応が起きるかもしれないと思いながら食べる子どもも、それを見守る親もストレスを抱えてしまいます。

しかし経口免疫治療法は、食物アレルギーの治療法として世界的に実施されている治療法ではあり、効果が期待出来る治療法でもあります。アレルギー反応やアナフィラキシーショックを起こした時に十分な処置が期待出来る専門医や信頼できる先生に出会えるならば、とても良い治療法だと思います。

5.食物アレルギーを防ぐには

5.1 血液検査で食物アレルギーを知る


食物アレルギーを未然に防ぐためには、まずどの食材に対してアレルゲンがあるかを知る事から始まります。1つずつ試していくことも出来ますが、アレルゲンの種類はたくさんあり、どこでアレルギー反応を起こすかわかりません。

すべてのアレルゲンを見つけることは難しいと思いますが、血液検査をすれば代表的なアレルゲンを1度に見つける事が出来ます。病院によってアレルギー検査は生後6ヵ月以降からや1歳になってからと方針があるようですが、ほとんどの病院で生後6ヵ月から検査を受けることが出来ます。

1回の血液検査で10品目のアレルゲンを検査してもらえると思いますので、離乳食が始まる時期にこれから食べるであろう食材をピンポイントで検査してもらうことができ、安心して離乳食を始める事が出来ます。

もし血液検査でアレルゲンが発見され、数値が高くても症状が出ない場合があり、逆に数値が低くても症状が出る場合もあります。医師の指示に従い進めていくようにしていきましょう。

5.2 除去食の献立を考える

食物アレルギーを防ぐ1番の方法は、アレルゲンである食材を除去する方法です。ここで大切なことは、必要最小限の除去食を考えるということです。

例えばアレルゲン物質の代表的な鶏卵ですが、卵黄はOKでも卵白に反応する場合があります。また加熱すれば鶏卵でも食べることが出来る場合もあります。
卵白に反応するものの卵黄まで除去することはないという事です。

鶏卵全般にアレルギー反応を起こす子どもでも、魚卵は大丈夫というケースもよくあります。卵=全部ダメと考えず、必要最小限の除去を心がけます。

除去する食材にもたくさんの栄養素があります。例えば牛乳であればカルシウムの摂取がしやすく、除去すると成長に欠かせないカルシウム不足が心配されます。牛乳にかわる栄養素を積極的にとれる献立を考える必要があります。


3大アレルゲンである鶏卵・牛乳・小麦は、離乳食や子どもの食事を考える中で必要な栄養素がたくさん含まれており、献立を考える幅が狭まってしまいます。

そこで参考になるのが、市販されているベビーフードです。最近では複数のメーカーからたくさんのベビーフードが作られており、除去食も充実しています。
バランス良く作られていますので、使われている食材や献立がとても参考になりました。そこから少しずつアレンジしていけば、立派な献立が出来上がります。

5.3 子どもに伝える大切さ

食物アレルギーがある場合、理解出来る年齢になれば子どもにしっかりとアレルギーがある事を伝えた方が安心です。1日中一緒に居られる赤ちゃんの時であれば、お母さんが未然に防ぐことが出来ますが、動き回る年齢になってくるとそうはいきません。

私の友人の子どもは、鶏卵や豚肉など複数のアレルギーがあり症状も強く出る子どもでした。ある日親子で銭湯に行った際、同じ銭湯に来ていたおばあさんに天ぷらを貰ったそうです。もちろんおばあさんは友人の子どもにアレルギーがある事を知りませんでした。ただわんぱくで元気な男の子をみて、何かあげようと思ったのだと思います。

友人がすぐそばに居れば、理由を説明してその天ぷらを断ることが出来たのですが、友人が髪を乾かしている短い時間の出来事でした。子どもが天ぷらを食べてしまい、アナフィラキシーショックを起こしてしまいました。


すぐに救急車を呼び大事には至らなかったのですが、どの子どもでもあり得るシチュエーションだと思います。

私の子どもも鶏卵アレルギーです。パンやお菓子など様々な食べ物に使用されています。家では卵抜きのマヨネーズを使っていますが、見た目ではわかりません。その為食べさせる度に、「これは卵の入っていないマヨネーズ、お母さんのは卵が入っているマヨネーズ、卵は食べられません」と練習しています。

食べることが好きな子どもですので、どこでお菓子やパンを貰うかわかりません。きっと差し出されると美味しそうに食べると思います。良かれと思ってくださったお菓子も目の前で湿疹やアナフィラキシーショックを起こしてしまったら、きっと後悔されることだと思います。

貰う側も、あげる側も後悔がないように、事前に子どもに伝える事が大切だと思います。

6.もしアナフィラキシーショックを起こしたら?

食物アレルギーの反応の中で、やはりアナフィラキシーショックを起こすことが1番の心配です。いざ目の前でアナフィラキシーの症状をみると慌ててしまうと思います。


アナフィラキシーショックを起こした場合、命の危険性もありますので早急な対処が必要となります。まずは症状を抑えるアドレナリン筋肉注射を投与することになります。即効性があり効果の高い注射です。その他に蕁麻疹やかゆみを抑える抗ヒスタミンやステロイド薬を使用する場合があります。

いずれにせよアナフィラキシーショックを起こした場合、救急車で病院へ向かい早い段階で処置を受ける必要があります。

重度の食物アレルギーを持つ子どもには、アドレナリン自己注射を事前に処方されることもあります。いざアナフィラキシーショックを起こした時に、病院へ行く前に自分でアドレナリン注射を打つことが出来ます。


実際には親や身近にいる大人が処置することになりますので、医師の指導のもと事前に練習が必要となります。また医療機関などのホームページで指導動画もありますので、事前に家族で確認しておきましょう。

7.おわりに

食物アレルギーについて、完全に除去する方が良いという意見や少しずつ食べさせた方が良いという意見がありますが、私は自己判断が一番怖いと思っています。子どもは日々体調の変化がみられます。今日元気に遊んでいても次の日には熱を出すこともあります。

同じように、今日は湿疹が少ししか出なかったから大丈夫と思っていても、次に食べる時に強く反応が出ることもあります。体調が良い時は反応が出なくても少し体調が悪いだけで反応が出ることがよくあります。

同じアレルゲンを持つ子どもであっても、反応する強さは個人差があり、個々の子どもに合わせた対処が必要となります。

食物アレルギーに対して過剰に気にし過ぎると疲れてしまいますが、少しでも疑いがあるのならば病院で検査をしてもらうか相談することで不安が解消され、楽しい食事時間を作る事が出来ます。

作ったご飯を美味しそうに食べてくれる姿をみると、母としてはとても嬉しい時間になりますよね。大変なこともありますが、一緒に乗り越えられたら良い思い出になると思います。