目次
1.離婚をスムーズに進めるために事前に知っておくべきこと
もしあなたが夫との離婚を決意したのであれば、次に何をするべきなのでしょうか。
離婚後の生活や親権、養育費の問題など、しっかり知識を付けて進めていかないとその後の生活に支障が出てしまうかもしれません。
私も離婚するまでは離婚しても子どもと自然に会えると思っていましたが現実は単独親権と言う大きな壁があり、それを強引に突破しようとすると警察沙汰になり悪人に仕立て上げられる現実を知り、単独親権に憤りを感じました。後から後悔しても子どもの時間は後戻りできないのに、今を大切にして欲しい
— 子どもを盾にした家裁調停反対 (@childhappy26) 2018年7月20日
離婚前にきっちり準備しておけば、シングル家庭は水道料金無料、医療費負担0、児童扶養手当等々、色々と支援も整ってるから、ちゃんと仕事さえ持ってれば割と早い段階で安定するから気楽になりますよ😊
このように準備の差が離婚後の状況を左右します。
離婚に向けた手順をきちんと理解し、後悔しない離婚を成立させるためにも、今回は離婚をスムーズに進める方法について説明していきます。
1.1.離婚届の提出方法や記載方法を理解しておく
結離婚は人生において頻繁に経験することではないので、何から手をつければ良いのかわからないという方が多いのではないでしょうか。
そこで、離婚届の取得から記入方法、注意点など手続きのポイントについてご紹介します。
1.1.1.取得方法
離婚届は市・区役所・町村役場の戸籍を取り扱う窓口に行って離婚したい旨を伝えれば、取得できます。
その際、書き間違いのために、1枚だけではなく数枚もらっておきましょう。
また、役所が遠い方や、取りに行く時間がない方はインターネットからダウンロードすることも可能です。
ただし、用紙サイズはA3、感熱紙不可などの規定があるので注意しましょう。
1.1.2.記入方法
離婚届けにはたくさんの記入欄があり、すべて正確に埋めなければなりません。
書類の不備によって再提出をしなければならないといったことにならないよう書き方のポイントをおさえておきましょう。
ポイント1.事前に決めておくべきことを整理しておく
離婚した後の戸籍や親権、子供の名前、年金の分割をどうするかなどは、離婚届に記入しなくてはならない事項の一例です。
この項目が決まっていないと離婚届は受理されません。
ポイント2.証人は2人必要
協議離婚の場合に限り、証人が2名必要になります。
住所、生年月日、本籍地の記入と押印が必要になるので、証人の2人にはあらかじめ話を通しておきましょう。
ポイント3.記入を間違えた場合の対処法
離婚届はボールペンで記入することが基本です。
記入ミスの際は、修正液などで訂正するのではなく、間違えた箇所を二重線で消し、横に訂正印を押すようにしましょう。
1.2.離婚といっても3つの方法があり自分にとって一番いい方法を決めておく
離婚には大きく分けて「協議離婚」「調停離婚」「裁判離婚」の3つの方法があります。
それぞれの特徴を理解し、自分にあった方法を選択しましょう。
1.2.1.協議離婚
協議離婚は、夫婦が話し合いを行い、お互いに同意した上で離婚届を提出し離婚が成立することをいいます。
煩わしい手続きがほとんどなく、離婚成立にかかる時間や費用を節約できるので離婚件数全体の90%は協議離婚となっています。
しかし、簡単であるがゆえに財産分与や慰謝料、養育費などを後回しにして離婚してしまい、後々トラブルを引き起こすこともあるので、離婚時にはしっかりと取り決めを作ることが大切になります。
1.2.2.調停離婚
話し合いをしても離婚について同意が得られない場合や、離婚条件について折り合いがつかない場合に調停委員が仲介役として両者の話し合いを調整する方法です。
第三者を仲介役にして話し合いが進められるので、冷静な視点やアドバイスを得ることができ、落ち着いた話し合いが期待できます。
ただし、調停は平日の昼間に行われるため、仕事を休む必要があります。
また調停不成立の場合は、かかった費用や時間が無駄になってしまうといったデメリットもあります。
1.2.3.裁判離婚
裁判離婚は、裁判所に離婚の訴えを提起し、裁判所の判決により離婚を成立させることをいい、調停離婚が成立しなかった場合に取られる最後の手段になります。
裁判は相手が離婚を拒否した場合でも、裁判官の判断によって離婚を強制することができます。
しかし、裁判は多額の費用と時間がかかり、調停のような話し合いではなく、いわば敵同士の戦いなので大きなストレスを抱えることにもなります。
裁判で勝ち抜くためにはかなりの覚悟を持って挑む必要がありますね。
1.3.協議離婚でスムーズに離婚できなくても別居をする
協議離婚がスムーズに進めばいいですが、そう簡単にはいかないことが多いです。
特に相手が離婚を拒んでいる場合は、長引くことが多いので、相手に離婚の意思が固いことを伝える意味でも別居を開始しましょう。
別々に暮らし始めると「離婚」が現実味を帯びていきます。
相手も夫婦関係を続けるのは難しいかもしれないと考えるようになり、実際に離婚に向けた話し合いがなされていく、という流れは、実際によく見られるパターンです。
また、別居期間が経過することで、裁判所に婚姻関係が破綻していると認められ、離婚成立の可能性が高くなります。
別居は、「離婚を現実化するための第一歩」と言えますね。
ただし、冷静になるための別居のつもりが、やり直したいと思った時にはすでに遅いといったリスクもあるので、やり直す可能性がある、と感じるのであれば、別居は慎重に決断しましょう。
1.4.もめそうな時は調停離婚も必要
金銭問題や親権問題、財産分与問題など様々なトラブルを抱え、話し合いでスムーズに解決しそうにない場合は、調停離婚をおすすめします。
協議離婚でこじれているときは、冷静に話し合いを進める事が難しい状態なので、調停委員という第三者が二人の間に介入する事で、こじれている話し合いをまとめやすくなります。
調停離婚は相手と顔を合わせる事なく離婚に向けての話し合いが進めることができるので、夫の暴力や不倫などで顔を合わせることが不安な方にとっても安心ですね。
離婚調停の申し立てを行う場合は、住居地の家庭裁判所に申し立てをおこないましょう。
申し立てにかかる費用は各裁判所や調停の内容によっても若干異なりますが、印紙代の1200円と呼び出し通知に必要な切手代の800円程度が必要となります。
ただ、協議離婚と同様に調停離婚も法的な強制力はなく、裁判離婚以外の方法では、互いの納得がなければ離婚できないという事を覚えておきましょう。
1.5.賠償など請求できるお金、子どもの親権など権利関係をマスターしておく
離婚と切っても切り離せないほど重要な問題がお金の問題です。
お金の話し合いがきちんとできているかどうかで離婚後の生活が左右されてしまいます。
離婚にまつわるお金について、詳しく見ていきましょう。
「慰謝料」
慰謝料とは、婚姻関係の破綻原因をつくった配偶者に対して請求できるお金のことをいいます。
例えば「不倫」や「DV」など精神的・肉体的な苦痛に支払われるものです。
ちなみに、慰謝料は配偶者だけでなく、不倫相手やいやがらせを受けていた相手の親族など、第三者に対して請求することもできます。
「財産分与」
夫婦が結婚生活のなかで貯蓄した財産を、割合に応じて分割や分与することを財産分与と言います。
専業主婦であったり夫名義のものであっても「妻の協力があっての財産」とみなされるので妻にも財産分与を受ける権利があります。
また、見落としがちなのが、退職金や年金など「お金」の財産、家具や電化製品、車などの「物」の財産です。
これらについても個々に決められた割合によって夫婦で分ける対象になることを知っておきましょう。
「うちには財産なんてない…」と何も持たずに離婚をするのはもったいないですよ。
「養育費」
養育費とは、子どもを育てるのに必要な費用で、衣食住に必要な経費や教育費、医療費、最低限度の文化費、娯楽費、交通費など子どもが自立するまでにかかるすべての費用が含まれます。
養育費は夫婦の問題ととらえがちですが、あくまでも子どもが持つ権利であり、将来のためのものです。
そして、親権の有無にかかわらず、夫婦は子どもの養育費を負担する義務があります。
確実に受け取るためにも具体的にきちんと取り決めをしておき、のちのちのトラブルを回避しましょう。
1.6.明日からの毎日に困らない間違いのないタイミングで離婚をする
離婚のタイミングはいつでもいいというわけではありません。
タイミングを間違えると、慰謝料や財産分与、養育費などに関して、自分に不利な結果となる可能性が高いです。
離婚に際して、自分に有利な結果を得ようと思ったらそれなりの準備が必要ということですね。
では離婚のタイミングはいつがいいのでしょうか。
1.6.1.夫が退職する時
熟年離婚の場合は夫が退職する時がいいでしょう。
退職金は自身の慰謝料や財産分与が見込まれるためです。
また離婚をしても、分割制度を使うことで年金を受け取ることも可能です。
退職金を待って離婚を切り出すといったことが増えているのも納得ですね。
1.6.2.結婚してすぐ
子供がいない場合は、子供ができる前がいいでしょう。
子供がいると、親権や養育費の問題があるのでそう簡単には離婚が成立しません。
また、再婚を考えている方は、子供が居ることで再婚しにくいといったこともあります。
将来子供が欲しいと思っている方は特に、子供が出来る前に決断してしまった方が良いと言えるでしょう。
1.6.3.子供の成長に合わせる
子供がいる場合は、子どもの成長を考えてタイミングを決めましょう。
離婚することは名字の変更や転校、生活環境の変化など、子供に大きな負担をかけてしまうことになります。
心配をかけないように平気な顔をしているかもしれませんが、心はとても傷ついています。
学校入学や学年が変わるとき、就職、成人するときなど、子供の状況を考え、極力子どもにストレスがかからないタイミングを選ぶようにしましょう。
1.6.4.証拠が揃ったとき
相手の不倫やDVが理由の場合、十分な証拠が揃ったタイミングにしましょう。
十分な証拠がないと、相手の行為を立証できず、離婚判決を得ることや、慰謝料を獲得することが難しくなってしまいます。
ただし、子供への虐待やひどいDVを受けている場合は証拠を集めることよりも、あなた自身や子供を守ることの方が圧倒的に重要です。
決定的な証拠が見つけられなくても家を出る、警察や福祉事務所に相談するなどしましょう。
2.そもそも離婚を進める前にしっかり考えておくべき今後の生活
離婚すると、生活環境や収入、支出など、これまでの生活が大きく変化します。
そのため、離婚後の生活についてある程度見通しを立てておくことが重要です。
離婚できたのはいいものの、さまざまな問題を抱えたまま離婚してしまってはいずれ生活が破綻してしまうかもしれません。
不安なことほど目を背けてしまいがちですが、きちんと確認していきましょう。
2.1.離婚後の住まい
離婚を決めたとき、まず最初に考えなければならないのが離婚後の住まいです。
実家へ戻る、現在住んでいる家を財産分与として受けとるなどの場合は問題ありませんが、多くの方は、賃貸住宅を探すことになり、家賃・敷礼金などお金の問題や子供の学校、保証人の問題などで、なかなかスムーズにいかないことが多いです。
離婚前にしっかり調査をして計画を立てておくことが必要になりますね。
2.2.離婚後の仕事は決まっていますか?
離婚後の生活を大きく左右するのは収入です。
共働きの生活をしていた方でも婚姻生活と同じレベルの生活が送れるとは限りませんし、専業主婦の方は、経済的に自立する方法を考えておく必要があります。
ちなみに、一世帯あたりの消費支出は、居住地によって差がありますが、平均すると16~18万程度と言われています。
パートで稼ぐにはなかなか難しい金額ですよね。
そのため、離婚前から、ハローワークなどで正社員や契約社員の仕事を探す準備を始めておくことが大切です。
ただ、いくら準備をしても専業主婦だった方は仕事の経験が少ないので採用されにくいのが現状です。
特に子供がいる場合、仕事と育児の両立の問題もあり、子供が幼くて就労が難しいこともあるでしょう。
そこで、役に立つのが母子家庭の方が利用できる公的支援制度です。
市町村によってさまざまな支援制度があるので、詳しく調べ、離婚後すぐに申請することで、経済的に自立するまでの間の支えになってくれるでしょう。
2.3.離婚後の心の支えはありますか?
離婚は多大なエネルギーが必要であり、ストレスもかなり大きなものです。
しかし、いつまでもつらい、しんどい状態を引きずっていては離婚した意味がありません。
少しでも早く立ち直るためにまずは少しずつ気を紛らわせていきましょう。
そのためには友人と飲みに行く、旅行に行くなど結婚時代にできなかったことをしてみるのもいいですね。
また、新しい趣味やスポーツを始めてみるのもおすすめです。
新しい人間関係ができることで過去と決別し易くなり、新しい恋愛が始まるきっかけにもつながるでしょう。
3.スムーズに離婚したいの?冷静に考えたら別居の方がよいかもしれない
離婚とは精神的にも肉体的にも本当につらいものです。
離婚を言い出す前に、もう一度自分自信に問いかけてみてはいかがでしょうか?
感情的になって離婚を切り出した後に、もし夫婦生活を継続するとなったら、今までと違った蟠りが生じてしまう恐れがあります。
また、冷静さを失うことにより、離婚後に向けて考えておかなければならない住居や仕事についての対応がおろそかなまま離婚成立となってしまいかねません。
離婚後の生活を左右するため、冷静に離婚のことを考えてみることは大変重要になります。
ただ、同じ空間にいると苛立ちが抑えられず、冷静に考える事が出来ないという方も多いですよね。
そんなときは冷却期間を設ける意味合いでも、別居、一人旅にいく、実家に数日帰ってみるなどしてみることをおすすめします。
自分自身が、落ち着いた環境で考えをまとめるにはとても良い方法だと思います。
離婚後を見据えた対応策を練るためにも、心が落ち着いている時の判断力を保つようにしましょう。
4.離婚はメリットだけではない。デメリットをちゃんと理解しましょう
離婚することのメリットとして何より大きいのは自由になれることではないでしょうか。
特に離婚理由が夫のDVや借金によるものならば、そういった苦しみや不安から解放されます。
離婚は人生をやり直すチャンスであり、新たなパートナーと再婚することも、自分の望むライフスタイルで人生を送ることもできます。
離婚経験者ですが、後悔は一切ありません!
— 奥村 綾子 (@y8n8E8n6hTHB6nN) 2018年7月30日
同意ですなあ。結婚したことも離婚したこともいっさい後悔してないもん。勢いで結婚してしまったけど得るものはたくさんあった
— はむっち提督@呉鎮守府 (@bosuzaru40) 2018年4月2日
一方で、離婚は金銭面、生活面、精神的な負担、子どもへの影響など、多方面にわたってデメリットがあることも事実です。
きちんとデメリットに目を向けていないと、離婚後に後悔してしまうかもしれません。
最近、別れた旦那のことばっかり考えてる。まだ愛してるとかは全くないけど、後悔ばかりで。離婚しない方法もあったんじゃないのかなって
— 山口 煮卵 (@yakiniku017) 2018年7月27日
離婚して一年過ぎたけど後悔しかない#離婚
— 2PACCHAN (@2pacchan) 2018年7月26日
離婚をすることのデメリットにもきちんと向き合い、その上で自分の意志を確認することが重要になります。
4.1.一人で生活するって思ったよりきつい。経済的に困窮するおそれ
1ヶ月に必要な生活費をきちんと把握していますか。
離婚後の生活にはどれだけの収入が必要で、自分はその収入を稼げるのかどうかを離婚前に把握しておくことは極めて重要です。
では母子家庭の生活費の内訳はどのようになるのでしょうか。
【小学生の子供が1人の例】
家賃 50,000 光熱費 10,000 保険料 5,000 通信費 9,000 学費 8,000 食費 25,000 交際費 10,000 交通費 10,000 日用品・衣料・美容費 15,000 合計 142,000 児童扶養手当40,000、児童手当10,000
この場合、92,000円の収入が必要になります。
【小学生の子供が2人の例】
家賃 50,000 光熱費 11,000 保険料 7,000 通信費 9,000 学費 10,000 食費 30,000 交際費 14,000 交通費 11,000 日用品・衣料・美容費 19,000 合計 161,000 児童扶養手当45,000、児童手当20,000
この場合、94,000円の収入が必要になります。
この金額に加えて、車を持っている場合は保険代や車検代が必要であり、冠婚葬祭の祝儀など臨時の支出も必要になります。
厚生労働省によると、母子家庭世帯の平均年間就労収入のうち正規(正社員)の場合が270万、非正規(パート・アルバイトなど)の場合が125万円と報告されており、非正規の場合は特にギリギリの生活になることがわかります。
ただ、子供が小さいうちはなかなか正社員として勤務するのが難しいということもあり、仕事の掛け持ちや夜の仕事をしているケースも少なくありません。
子供を連れての離婚は収入面でかなりの覚悟が必要であることを理解しておきましょう。
4.2.子どもに寂しい思いをさせるおそれ
シングルマザーorシングルファザーってさ、大変そうじゃん。
でも一番きついのは子供なんだよ
子供は親に振り回されて。周りの子には両親がいるのになんで自分だけって…すごく寂しいと思う
そういうの考えたら絶対自分は離婚とかしたくないって思う。真面目に— 覇琉くん (@r__n_I) 2016年5月2日
シングルマザーって働きつつ二人分以上の愛情あげながら育ててあげないといけないから大変だよね
将来子供にさみしい思いはさせたくないなあ〜— (@itsukinn) 2016年3月24日
銀座で働くシングルマザーの方々が、お子さんを預けに来られる託児所の番組。託児所に連れてこられた4歳の男の子。母親が出勤する時には悪態をついて見送っていたけれど、深夜布団の中で『ママ、さみしいよ』と呟いた。4歳の幼児が、自分と母親の置かれている状況を把握していることが痛々しかった。
— 石川 重元 (@kairyuouji) 2012年1月16日
離婚は、子供の心に大きな傷をつけてしまいます。
転校など生活環境の変化や苗字が変わるなど、親の目線だけでは理解できない辛い思いをたくさんさせてしまうのです。
それに加えて、生活のために朝から晩まで働き、子供の心に寄り添う時間を作ることも難しく、寂しい思いをさせてしまいます。
子供は心配をかけまいと平気そうな自分を演じるかもしれませんが、やはり側にいてほしいものです。
家族の幸せのため、離婚を選び新しい人生を始めることは、決して悪いことではありません。
ですが、無視していけないのは子供のことです。
子供の大変さや心の不安を第一に考え、少しでも軽減できるように努力してあげましょう。
子供が辛い思いをしないように、できることはなんでもするといった心構えが必要ですね。
4.3.喪失感
離婚後に訪れる喪失感に悩む人は少なくありません。
家族がいなくなったこと、お金への不安、相手への未練など、寂しさと後悔でなかなか立ち直ることができないようです。
少しでも早く立ち直るにはどうすればいいのでしょうか。
まずは持ち物や住む家を変えることです。
環境を変えることで、状況や行動が変わり、気分を変えることにつながります。
過去の思い出に振り回されることも無くなりますね。
友人に相談するのも効果的でしょう。
相談したらふっと楽になったという経験はありませんか?
辛いことや苦しいことを言葉にすることでマイナス感情が軽減するというのは科学的にも証明されています。
また、時間の使い方を改めてみてください。
仕事終わりにジムに通う、休日は新しい趣味に時間を費やすなど、今までぼーっとしていた時間を有効に使うことで無駄に考える時間がなくなります。
すぐに立ち直ることは難しいですが、こういった方法を試していると、最後は時間が解決の手助けをしてくれるでしょう。
4.4.泥沼の離婚トラブルになってしまう
離婚は互いに食い違う思惑があることから、泥沼化してしまうことが少なくありません。
なかなか折り合いがつかず、離婚に合意するまでにかなりの時間がかかり、離婚すると決まった後も、お金や親権などで争うことが多いのです。
そしてやっと離婚が成立し、新たなスタートだと思っていてもそうはうまく行きません。
実は離婚後に元配偶者とトラブルになるケースは非常に多いのです。
慰謝料・養育費の未払いや嫌がらせ、ストーカーなど、さまざまなケースがあり、離婚した全ての人がトラブルを抱える可能性があります。
車内で腹部を刺され女性死亡、元夫からストーカー被害 元夫は近くで首つりhttps://t.co/F4eNQw88Xa
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年1月28日
離婚は愛情が冷めただけならまだいいですが、相手に対しての強い憎悪感が伴うことが多いです。
こういったリスクがあることも覚悟の上で離婚することが大切になります。