子どもがいる夫婦は「どうやって夫婦生活をするか?」けっこう悩んでいます。
悩む理由は「子どもにセックスを見られたらどうするか?」とても困るからです。
多くの夫婦が悩むことですが、ディープな話題なのでなかなか相談する相手もいません。
そこで今回は、
- 世の子どもがいる夫婦の夫婦生活の状況
- 夫婦生活がうまくいかない原因
- 子どもの年齢別に夫婦生活を見らえてしまったときの対応策
- 子どもがいても上手に夫婦生活を楽しむテクニック
などについて書かせていただきます。
世の夫婦の参考例や対応策を聞いたところで、なかなか実行にはうつせないよ!
というご意見が多々あることも理解しております。
しかし、悩んでいるだけでは結局夫婦生活を楽しむことができません。
ぜひ、参考にしつつ、あなたなりの夫婦生活を楽しむスパイスを見つけてください。
目次
1.みんなはどうしてる?夜の夫婦生活の状況
子どもができてから夜の夫婦生活は減った、あるいはセックスレスに近いと考える夫婦は多くいます。
しかし、1年に1回程度や半年に1回程度といった回答も多く、セックスレスを感じる夫婦が6割以上になります。
引用元:http://dual.nikkei.co.jp/article/070/09/
セックスレスの多くは、産後の女性のホルモンバランスの変化、子育てのストレスや疲れ、恋人とさほど変わらない夫婦二人から父親と母親になることで変わるお互いへの心境といった夫婦間の関係の変化が原因として挙げられます。
さらに、日本では多くの家庭で子供が幼い間は同じ寝室で寝る習慣があります。
上記のような理由でセックスレスを感じている夫婦は多くいますので、じっさいの声を聴いてみましょう。
夫婦関係が良好なら、普通はそんな気にはならないと思うけど
結婚したり、子供が出来たりすると、夫婦生活変わる事あるから
100%悪いかどうかは判りませんね。
大好きだったならレスとも思えんし。
若いと性欲あるのは当然だし、男女の性欲も違うだろうし
男と女は難しいね〜〜— OZOON (@ozoon777) August 23, 2017
夫婦生活のレスやら妊活非協力の話なんかは1番友達にも話したり相談したりし辛い問題だよなーとしみじみ思ったりしてて、何年も前だけど友人(男)が「子供産まれてから嫁に拒否される‼︎」を何度もSNSにあげてたけどその話題には触れれなくてスルーしたよな…を未だに忘れられてない私
— はぐ ぃ (@tetrainu) August 4, 2017
夫婦生活の悩みは多くの人が抱える問題ですが、なかなか人に打ち明けることができる内容ではないため、自分だけではないかと深刻になりがちです。
しかし、こういったじっさいの声やアンケート結果を目にすることで、自分だけではないのだと安心してもらえると幸いです。
夫婦生活は子どもができたあともコンスタントにあることが理想的ですが、じっさいはそううまくいきません。
夫婦ともにお互いの立場を理解し、感謝する気持ちを忘れないことがいちばんのポイントではないでしょうか。
2.夜の夫婦生活がうまくいかない原因
夫婦生活がうまくいかない理由は大きく2種類あります。
一つ目はセックス自体はしたいけど、子どもがいたり落ち着いてできる環境がなかったりといった環境面の原因です。
二つ目は夫婦のどちらか、また夫婦のいずれも仕事、家事、育児、介護、その他の役割と普段から時間に追われる生活をしていて、そもそもセックスをしたいと思っていないといった気持ちの面の問題です。
この段落では、一つ目の環境面の原因について掘り下げて書かせていただきます。
子どもの成長とともに夫婦生活も少しずつ変わっていきます。
夫婦ともにセックスをしたい気持ちがあれば、解決方法はあります。
あまり深刻に考えないでください。
子どもが0歳から3歳前後、子どもが幼稚園から小学校低学年、小学校高学年以上と成長とともに夫婦生活を楽しむ方法を探ります。
【子どもが0歳から3歳前後】
子どもが寝静まるのを確認してから、別の部屋で夫婦生活をするのはどうでしょうか。
夫婦生活を楽しみたいと思った日の日中はいつもより子どもと外で遊んだり、お友達を誘って子ども同士思いっきり遊ばせたりすることで夜は熟睡してくれるようにするのも大切です。
0歳から3歳くらいまでの子どもは夜泣きがあり、寝室を離れることに対する不安があるお母さんもおられると思います。
そういった夫婦の場合は、夜泣きが落ち着いている時間帯を把握して、翌日に差し支えない休日・休日前夜に夫婦生活をしてみてはどうでしょうか。
場所は寝室のままの場合、子どもに気付かれたときにすぐ対応できるようにさっと羽織れるものは用意しておいた方が良いです。
【子どもが幼稚園・保育園から小学校低学年】
子どもの理解力も増してくる年齢になりますので、子どもが自宅にいるときにセックスをすることはだんだんリスクが高くなってきます。
子どもが幼稚園、保育園、小学校に通っていて自宅に夫婦2人になるタイミングはありませんか?
日中部屋を多少薄暗くして雰囲気をそれなりにすれば、日中でも十分夫婦生活をすることができます。
どうしても夫婦2人になるタイミングがない場合は、子どもを見てもらって自宅の外で夫婦生活を楽しんではどうでしょうか。
祖父母に見てもらう以外にも、子どもが年中以上になってくると子どもだけで遊べるようになってきますので、お母さん同士のつながりもけっこう大切です。
さておき、デートもできて恋人気分に戻れて楽しいかもしれません。
一軒家で1Fと2Fのあるご家庭であれば、2Fで子どもが熟睡するのをきちんと確認してから、1Fでサッと夫婦生活をするのもひとつの案です。
【子どもが小学校高学年以上】
子どもが小学校高学年以上になってくると、性に関する関心や知識が少しずつ芽生えてきます。
両親の夫婦生活を見てしまうことで、思春期前後の子どもは親に対して嫌悪感を持ってしまい、親子関係に良くない可能性も出てきます。
そのため、自宅でセックスをするときは子どもがいないときだけにされるほうが賢明です。
子どもがいないときを見計らって夫婦生活をしたり、夫婦2人で外出するときにホテルを利用したりといったスタイルが理想的ではないでしょうか。
どうしても自宅でセックスをするほうが良いとお考えの方は、子どもが寝ている深夜の時間帯、あるいはわりと遅くまで寝ている休日の早朝など時間を厳選してください。
夫婦の寝室に鍵がないご自宅の場合は、上記はあまりおすすめできません。
子どもの成長ごとに順を追って見ていくと、子どもの年齢が上がれば上がるほど夫婦生活を楽しむタイミングはむずかしくなっていくようです。
だからといって気をおとさないでください。
子どもは日々成長し、そのうち親がいなくても過ごすことができるようになります。
自然と夫婦2人の時間が増えていきます。
あまり、月に数回はしたい、週に1回はしたいといった具合に頻度にこだわると夫婦ともにつらくなりますので、「タイミングがあったときに楽しめたらいいかな?」くらいのラフな気持ちでいてください。
3.どうして裸なの!?子どもにセックスを見られた時どうしてる?
「子どもにセックスを見られた時どうしてる?」これにはいろいろな対応策があります。
誰かに聞けるような悩みではないので深刻になってしまいがちですが、多くの夫婦が悩んでいますのでまずは気を楽にしてください。
いざそうなってしまったときに慌てふためかないよう、落ち着くことがいちばん大切です。
まずは対応策を考えましょう。
いずれにしても、すぐに服を着て体裁をととのえて、子どもを寝かしつけることが最優先です。
【何らかの言い訳でその場をごまかす】
子どもが幼稚園から小学校低学年であれば、マッサージをしていた、湿布を貼ってもらっていたといった理由でのごまかしも可能です。
その場では普段見ることのない風景に子どもは不安に思いますので、夫婦喧嘩ではないことを伝えて安心させてあげてください。
その後の生活では夫婦生活を見られたことに過剰に反応せず、日常のお父さんとお母さんに戻ることがいちばん大切です。
【寝たふりをする】
夜はそのまま何事もなかったかのように寝てしまうのはどうでしょう。
子どもが幼稚園までであれば、添い寝してあげることで安心して眠りに入ってくれると思います。
【少し時間を置いてから解決する】
夫婦生活を子どもに見られてしまったときはお互い混乱していますので、お互いその場の体裁を整え、なかったことにするのも対応策です。
子どもの年齢に応じてその後のケアは変えてあげてください。
幼稚園から小学校低学年までの子どもの場合はその場のことに関しては言及せず、いつものお父さんとお母さんに戻ってあげることがいちばん大切です。
小学校高学年以上の子どもは性に関する知識を学んでいきますので、落ち着いて話をする場を設けたほうが良いです。
【その場をごまかさずに、お約束をする】
いつもと違うお父さんとお母さんの様子に、子どもはその場をごまかされても何かしらの違和感を持ち続けます。
それならばいっそのこと振り切って、堂々と体裁を整えた方が良いかもしれません。
変な言い訳をせずに、親子であってもプライベートには突っ込まないようにお願いをしてください。
子どもの年齢によっては両親が何をしていたか理解していますので、後日落ち着いてから話をする場を設けた方が良いです。
【子どもも夫婦の輪の中に入れる】
この対応策が可能なのは、子どもが2歳くらいまでのみです。
夫婦生活に嫌悪感を持ってしまわないように、仲よくしていたことを伝えてそのまま家族で寝てしまいましょう。
3.1.小さい子どもに見られちゃったときの対応
小さい子どもに夫婦生活を見られちゃったときの対応は深く考えずにラフにこなすのが良いです。
子どもは夫婦生活や性に関する知識がまだないため、両親が何をしていたのか理解することができません。
夫婦生活にトラウマを残してしまわないように、その場を明るく包み込んであげることが大切です。
では、どのような対応ができるかご紹介します。
【夫婦どちらかのケアをしていたことにする】
小さい子どもは「どうして裸なの!?」と疑問を持ちます。
夫婦どちらかが体調が良くなく、お薬を塗ってもらっていた、熱があるので服を脱がせてもらっていたといった形で看病をしていたことにしましょう。
翌日以降、もう元気になったことと、恥ずかしいので内緒にしてねということを子どもに伝えてあげてください。
幼稚園以上の子どもは外で夫婦生活を見たことを事細かに話してしまいますので、要注意です。
【何事もなかったかのように親子で寝る】
夫婦ともに慌てふためくことなく、さっと体裁を整えて何事もなかったかのように家族で寝て下さい。
子どもは動揺していますので、優しく包み込んであげることが大切です。
【そのまま家族で遊んで寝る】
夫婦で裸で遊んでいたことにしてしまい、そのまま子どもも仲間に入れて遊んでしまいましょう。
子どもが疲れたところで消灯し、楽しい雰囲気のまま朝を迎えてください。
苦しい言い訳のように聞こえる対応策ですが、子どもがまだ小さい間は夫婦生活に対して恐怖感やトラウマが残ってしまわないように、大人が落ち着いて優しく対応することがいちばん大切です。
幼い頃の記憶が成長とともに理解するときがきても、両親は仲が良かったのだなと自然と理解できる希望がもてます。
3.2.小学生~大きな子に見られちゃったときの対応
小学生以上の子どもは下手なごまかしがきかなくなるため、落ち着いて対応することがいちばん大切です。
夫婦生活に関する深い知識がなくても、両親が何をしていたのかはなんとなく理解できるようになるからです。
両親の夫婦生活を見てしまったことで、子どもがセックスに対して嫌悪感を抱いたり、親子関係にヒビが入ってしまったりしないように男の子と女の子に分けて対応策をご紹介します。
【男の子 年齢に応じた対応を父親からしてもらう】
その場はいったん体裁を整えて、子どもを抱きしめたり一緒に寝たりすることで安心感をもたせてあげてください。
落ち着いてから、父親と息子だけで話をすることが大切です。
小学校低学年以下の子どもであれば、まだ性に関する話を掘り下げるわけにはいきませんので、「お父さんとお母さんは仲が良いから一緒にいたんだよ。」とさらっと話してあげてください。
もちろんこれで納得してくれる子どものほうが少ないですので、「疲れていたから服を着るのを忘れていた。」といった具合で多少の言い訳も必要です。
小学校高学年になってくると、性に関する知識が芽生え始め、セックスに関する知識を持っている可能性があります。
わざとらしい言い訳をせずに、性に関する知識を父親から息子へきちんと伝えてあげる必要があります。
男の子は男女の性行為について正しい知識を伝え、避妊の大切さについても触れてあげることが大切です。
【女の子 年齢に応じた対応を母親からしてもらう】
女の子の場合は父親はその場を離れ、母親と娘だけで朝まで一緒に寝るほうが安心できるかもしれません。
「たまには女の子だけで寝よう。学校で起きたことを話して?」と秘密の女子会のようなワクワクできる雰囲気にもっていき、できるだけセックスに対する嫌悪感を持たせないようにしてあげてください。
さらに落ち着いてから、夫婦生活に関する話を母親と娘だけでしてください。
小学校低学年以下の子どもであれば、「あなたもいつか好きな人ができたら、ぎゅっと抱きしめることでとても安心できるんだよ。」といったように、恋愛の延長線上にある出来事であると漠然と伝えてあげてください。
男の子よりも女の子のほうが成長が早いので、子どもの個性に合わせてもう少し具体的に話してあげたほうが良いかもしれません。
しかしこれだけだとリスクがありますので、「誰とでもして良いことではないよ。もう少し成長したら、きちんと教えてあげるね。」と含みをもたせておくほうが無難です。
小学校高学年になってくると、男の子と同じように性に関する知識が芽生え始め、セックスに関する知識を持っている可能性があります。
母親から娘に対して正しい性に関する知識を伝えるとともに、女の子は望まない妊娠から守ってあげなくてはいけませんので、学校では伝えてくれないデリケートな部分に関しても隠さずに教えてあげてください。
これができるのは母親だけです。
【男の子 女の子別のケアのあとに 親子関係の修復を】
この段落でご紹介するのは、男の子と女の子に応じたケアのあとにできればしてほしい対応策です。
子どもは夫婦生活を目撃してしまうことで、どんなに両親がケアをしても少なからず両親やセックスに対して嫌悪感を抱いてしまいます。
これはどうすることもできません。
しかし、諦めずに子どもに寄り添うことでいくらでも親子関係の修復は可能です。
普段、子どもの目を見て話を聞いていますか?子どもの行動を否定ばかりして、褒めていないことはありませんか?
忙しさを言い訳にせず、1日の30分でも良いのでじっくり子どもと向き合う時間を作ってあげてください。
子どもに成長を求める前に、親が変わらないと何も変わりません。
なぜ、こんな話をするのか?ですが、わたしが小児精神科・小児心療内科の先生にもらった言葉だからです。
3.3.思春期の子どもに見られちゃったときの対応
思春期の子どもに夫婦生活を見られちゃったときの対応はいちばんむずかしいです。
それだけのリスクを伴ってきますので、まずは十分に理解されたうえで家庭内での夫婦生活を楽しんでください。
子どもはどれくらいの年齢で学校で性について学ぶのか?まずは参考になさってください。
http://www.unicharm.co.jp/girls/moon/03.html
http://www.unicharm.co.jp/girls/heart/01.html
この頃、林間学校や修学旅行といった宿泊を兼ねる学校行事があります。
そのため、とっさの生理などに対応できるように男女別に性に関する知識を得る機会はあるはずです。
また、中学生になると受精卵、男女の生殖器官について学ぶ機会もありますので、思春期の子どもたちはほとんどセックスに関する知識を持っています。
学校以外のほうが子どもが性に関する知識を持つ機会は多く、親が見ていないところで子ども同士でそういった漫画などを読むこともあります。
では、思春期の子どもたちは成長途中でアンバランスなメンタルである上に、セックスに関する知識も十分持っていることをご理解いただいた上で、思春期の子どもに見られちゃったときの対応策をご紹介します。
【男の子 包み隠さず父親から性に関する知識について触れてもらう】
夫婦生活を見られてしまったその場は体裁を整えて、動揺している子どもをまずは落ち着かせて眠りましょう。
その後、母親は不在のときに父親から息子に対してきちんと性に関する知識について触れてください。
とはいえ、ディープな話を父親から聞かされることに抵抗があるかないかは親子関係や子どもの個性によって変わってきますので、むずかしい場合は性に関する子ども向けの書籍やHPに目を通すように伝えることが大切です。
男の子向けの書籍をご紹介しますので、ぜひ父親から息子へ渡してください。
引用元:https://books.rakuten.co.jp/rb/12723929/
しかし、書籍やHPに頼った場合であっても、「セックスをすることで受けるリスク(性病)がある」ことや「女性が望まない妊娠をしてしまうリスクがある」ことだけはしっかりと伝えてください。
【女の子 普段の話題からさりげなく性に関する知識について母親から触れてもらう】
夫婦生活を見られてしまったその場は体裁を整えて、動揺している子どもをまずは落ち着かせて眠りましょう。
その後、父親は不在のときに母親から娘に対してきちんと性に関する知識について触れてください。
思春期の女の子はデリケートですので、性に関する話題をストレートに母親から切り出されることに嫌悪感をしめし、その後口をきいてくれなくなるリスクが高いです。
娘の日常生活や好きなことなどとりとめのない話題から、少しずつ性に関する知識について母親から触れてもらうのがベストです。
女性は望まない妊娠で将来を左右する可能性があること、相手の男性から責任を取ってもらえる可能性はほとんどないこと、何よりも「いっときの恋愛感情に流されて男の子の欲望に応えるのではなく、自分自身を大切にすることの大切さ」を母親から娘へ伝えてください。
性に関する知識とはいえ、ディープな内容になってくると親子間であっても話しづらい内容もあります。
10代の女の子向けの性に関する知識を得ることができるおすすめの書籍をご紹介しますので、ぜひ母親から娘ヘ託してあげてください。
引用元:https://bookmeter.com/books/4726645
【男の子・女の子共通 数年計画で親子関係を修復する気持ちでいて】
先に思春期の男の子・女の子別に夫婦生活を見られてしまったときの対応策をご紹介させていただきました。
次は、男女別のケアあとにどのように親子関係の修復をしてほしいか書かせていただきます。
思春期の男の子・女の子はもともと自立していくために両親に反抗的な態度を取りがちで、それに対して両親は大なり小なりストレスや子どもへの心配事をつねにかかえているご家庭が多いです。
そこに重なるように両親の夫婦生活を目撃してしまった場合、両親に対して嫌悪感を持ってしまい、さらに反抗的な態度を取るようになるかもしれません。
父親、母親とはいえひとりの人間ですので、子どもの態度に苛立つことも多々あると思います。
しかし、できるだけ表に出さずに、「何があっても親は子どもの味方だから、いつでも帰ってきたらいい。」とどんと構えてあげてください。
「もう、修復できないかもしれない。」と親子関係に不安を持たないでください。
両親が最後まで子どもを信じていれば、数年計画になってしまったとしても、いずれ子どもは理解してくれるようになります。
年代別に子どもに夫婦生活を見られたときの対応策をご紹介しましたが、やはり子どもの年齢が上がればあがるほどその対応はむずかしくなります。
お互い愛し合っているからこそ夫婦生活を楽しみたいのはやまやまですが、子どもが微妙な年代の間は自宅でセックスをすることは極力避け、外出先で楽しむようにしたほうが良いのかもしれません。
4.子どもがいても上手に夫婦生活を継続できている方法
子どもがいても上手に夫婦生活を継続できる方法はいくらでもあります。
どこのご家庭も末っ子は長男・長女を見て育つから、要領が良くて甘え上手でしょう?
それと同じように、世の上手に夫婦生活を継続させている夫婦の上手なテクニックを参考にしつつ、あなただけの子どもがいても上手に夫婦生活を継続できる方法を見つけてください。
ではさっそく、子どもがいても上手に夫婦生活を継続させる方法をご紹介します。
【デートをしたあとホテルに立ち寄る】
子どもが小さい間はむずかしいかもしれませんが、小学校高学年になってくると子どもだけで留守番ができるようになります。
夫婦2人だけで月に1回、数か月に1回ペースで出かける日を作り、そのままホテルに立ち寄ることで夫婦生活を継続させましょう。
非日常というスパイスを上手に活用することで、マンネリ化してしまっているセックスに刺激が出るかもしれません。
小さい子どもがいるご家庭は、結婚記念日のみ祖父母に預けたり、子どもが幼稚園・保育園に通っている時間帯をうまく活用したりしてください。
【夜という時間にこだわらず子どもがいないときに】
夫婦生活は夜というイメージが大きいですが、子どもが日中でかけている時間帯があればその時間帯をうまく活用してください。
女性は部屋が明るいことに抵抗があるでしょうから、カーテンなどを閉めてある程度部屋を暗くしてからにすると良いです。
ただしひとつだけ注意が必要です。
子どもは成長してくると、両親のささいな変化に敏感になります。
けして気づかれることのないよう、きちんと片づけもお忘れなくお願いします。
【子どもが寝静まった深夜に別室で】
子どもが小さい間は同じ部屋で寝ているご家庭が多いため、なかなか夫婦生活をしづらいと感じる方は多いです。
子どもが寝静まった深夜にリビング、脱衣所といった形で寝室から離れている場所をあらかじめ決めておきましょう。
お風呂場でといったご意見もあります。
子どもが起きて気づいてもすぐに寝室から出れないようにいくつかものを積み上げ、少し時間を作ることで体裁を整えることはできます。
【女、男として見られるように努力する】
子どもがいても夫婦生活をできるようにするには、時間と場所も大切ですが、それ以上に大切なことはお互い相手から求められる存在であることです。
男性は仕事に追われて疲れていてもときには妻を女性として扱い、子どもが目を離したスキを狙ってキスをしたり、軽いスキンシップをしたり、普段から愛情確認をしておくことが大切です。
女性は子ども中心の生活になっていても「女であること」をけして忘れず、できるだけ普段からきれいでいることを心がけてください。
とはいえ子ども中心の生活は時間がない、美容院に行くために預けられる人もそうそういない、独身時代の頃のように自分に投資することはできない、とそんなに簡単にはいかないことを私も良くわかっています。
ご主人が疲れて帰って来たら暖かく出迎えてあげるだけでもかなり変わりますので、ぜひ実践してください。
【夫婦仲を深める】
子どもがいると時間と場所が限られてくることで夫婦生活に刺激を求めることはなかなかむずかしくなり、どうしてもマンネリ化しがちです。
結果、セックスレスになってしまうケースもありますので、時間ができたらはじめてのデートコースをたどったり、夜は手をにぎって眠ったり、そんなささいなスキンシップをスパイスにしながらセックスのマンネリ化を予防しましょう。
ご自宅に夫婦2人の写真は飾っていますか?
人目につくのが恥ずかしい方は2Fのプライベートな空間でも良いです。
結婚式の写真や、恋人時代の写真を飾ることで愛情確認につながります。
5.まとめ
子どもがいる夫婦の夜の夫婦生活の状況から始まり、夜の夫婦生活がうまくいかない原因、
子どもの年代別に夫婦生活を見られてしまったときの対応策、夫婦生活をうまく楽しむテクニックとさまざまな角度から「子どもがいる夫婦の夫婦生活」について触れました。
夫婦ともにお互い時間に追われているとセックス自体をめんどうに感じてしまいます。
しかしこれがないと夫婦関係が破たんしてしまうかもしれません。
パートナーが不倫に走ってしまったら一生許せないでしょう?
ときどき愛情確認の一環として、男と女に戻れる喜びを楽しんでください。