旦那がEDかもしれないと思った時の調べ方、よくある原因と解決方法を整理してみた

このページをご覧になっているという事は、きっと以下のような事で解決策を探しているのだと思います。

  • 夫が全く抱いてくれない
  • 夜の生活をしなくなってもうだいぶ時間がたってる
  • もしかして、外でオンナでも作ったのかもしれない

私の場合は、夫に泣きながら問い詰めた事がありました。そこまでの状態になって初めて夫は「ED」であることを告白してくれました。

そこから私たち夫婦が喧嘩をしながら、数回離婚も考えるくらいの嵐を乗り越えていまに至るまでの間に調べたり、実際に経験したことを全部まとめてみました。

すごい長文になってしまったのは反省してますが、きっとあなたの求めている答えやヒントが見つかると思います。

是非、前向きに進んでいくためのヒントをつかんでくださいね。

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1.EDとは案外な病気です。実は3人に1人は該当者と言われている位多くの人が悩んでいる

EDとは「Erectile Dysfunction」の略で、「勃起障害」あるいは「勃起不全」と訳されます。

完全に勃起が起こらない状態だけではなく、勃起に時間がかかったり、勃起状態が維持できない、硬さが不十分など、満足な性交が行えない状態を意味します。

その原因は年齢によるものだけでなく、精神的ストレス、特定の薬による副作用などさまざまで、若い世代でも悩みを抱えている人は多いようです。

また、ある調査によると、“勃起できず、常に性交ができない”完全EDあるいは“勃起が十分でなく、時々性交ができない”中等度EDの患者は成人男性全体の4分の1であり、“たまに性交ができない”軽度EDの患者を含めると、半数以上にものぼるという結果が出ています。

EDの悩みは、年齢に関係なく、多くの人が抱えており、身近な病気と言えるでしょう。

2.EDはどんなことが原因で起こるのか?

EDは加齢によるものと思われがちですが、最近では年齢のせいだけではないことが分かっています。

精神的ストレスによるもの、あるいは不規則な生活や偏った食生活、運動不足などが原因で起こる肥満や高血圧、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病がEDを引き起こすことも多いようです。

EDの患者数が年々増加しているのも、ストレスや生活習慣が原因となる若い世代のEDが増えているからと思われます。

では、具体的にどういったことが原因でEDを引き起こしてしまうのか、具体的にみていきましょう。

2.1.器質性の原因によるED

「器質性ED」とは物理的な身体機能の障害が原因で引き起こされるEDのことをいいます。

EDの原因として心の問題が取り上げられることが多いですが、物理的な身体の障害が原因で引き起こされることも多いようです。

以下では血管・神経・内分泌・外傷の4つに分類して紹介していきます。

1.血管性

血管系の要因による器質性EDは、加齢や生活習慣病による動脈硬化が原因となります。

勃起は、陰茎の海綿体に血液が充満することで起こる反応なので、勃起と血管は切っても切れない関係なのです。

加齢に伴うEDは避けることが難しいですが、糖尿病、高血圧、脂質異常症、心血管障害など血液循環に関連する生活習慣病にならないことが血管性EDを避ける一番の方法になります。

そのためには偏った食事・運動不足・飲酒・喫煙などの生活習慣を見直し、日々の生活を改善することが重要になりますね。

2.神経性

神経系の要因による器質性EDは、性的刺激を受けた脳が出す勃起命令が、神経障害によって陰茎に上手く伝達しないことが原因となります。

神経には脳を含む中枢神経、脳と末梢をつなぐ脊髄神経、身体全体に広がる末梢神経があり、勃起は、脳からの性的刺激がこれらの神経を介して、陰茎に伝達することによって起こります。

そのため、いずれかの神経が障害を受けると、脳からの信号が陰茎まで伝わらず、EDの原因となってしまうのです。

神経障害の原因としては糖尿病性神経症、てんかん、脳卒中、パーキンソン病、多発性硬化症などが挙げられ、脊髄損傷や脊椎、腰椎の手術を行った方でも起る可能性があるようです。

糖尿病性神経症や脳卒中は生活習慣にも影響を受けるため、血管性で述べた対策と同様に、日々の生活を改善することが重要になります。

3.内分泌性

分泌機能低下の要因による器質性EDは、男性ホルモンの1つであるテストステロンの低下が原因となります。

テストステロンは、性欲や勃起力、精子の産生など性機能に影響を与えるホルモンになります。

そのため、テストステロンの低下は、勃起力を弱め、また性欲自体を減退させるため、性行為が減ることで、EDを更に進行させるといった悪循環となることがあります。

テストステロンは年齢を重ねるごとに分泌量が低下していきますが、加齢のみならず、喫煙、過度のアルコール摂取、運動不足、睡眠不足、栄養不足、ストレスといった日頃の生活習慣も関与しています。

最近若い世代のEDが増えているのも、上記の原因が理由と考えられますね。

4.手術や外傷により起こるED

手術や外傷の要因による器質性EDは、がんなどの摘出手術あるいは交通事故などによる外傷が原因となります。

前立腺がんや膀胱がん、直腸がんなどの骨盤内臓器を摘出する手術や事故による骨盤骨折、脊椎損傷などによって、陰茎につながる血管や神経を損傷してしまうことでEDを引き起こしてしまいます。

以前のがん手術では、再発防止のため、できるだけ広範囲を取り除く手術が行われていましたが、最近では患者の意向を重視して、勃起機能を残すために神経や血管をなるべく残す手術法をとっている医師も多くいます。

手術を受ける場合には、勃起への影響などについても医師と十分な話し合いを行うことが大切ですね。

2.1.1一般的によく言われているのが血行不良が原因である場合

EDの原因のひとつに、血行不良があります。

正常な血行は正常な勃起を行うためにとても重要です。

勃起が起こるためには陰茎海綿体に多量の血液が流入する必要があり、血行が悪いと陰茎に流れ込む血液の量が少なくなるため十分な勃起ができなくなってしまいます。

血行不良によるEDを改善するには、血液をサラサラにして流れやすくすることが重要になります。

バランスの良い食生活を心がけ、水分不足にならないようしっかりと水分補給し、血流改善のために、適度な運動も心がけるようにしましょう。

2.1.2.器質性EDには生活習慣の見直しや改善が大切

器質性EDは生活習慣病に大きく関与しています。

糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病は、動脈硬化などの血管異常による血管の収縮や血行不全を招くため、その結果、陰茎海綿体に十分な血液が行き渡らずEDを引き起こしてしまうのです。

つまり、生活習慣病が改善できれば、EDも改善できる可能性が高いということになりますね。

では具体的にどういった取り組みが効果的なのでしょうか。

まずは食生活を改善することから始めましょう。

野菜や魚を積極的に摂り、油っぽい食べ物は避け、塩分を抑えた食事にすることで、血液をサラサラにして血流を良くします。

お酒は中性脂肪を増やしやすいので、飲み過ぎには注意が必要です。

また、適度な運動は心拍数を高め、カラダの血液循環を良くする効果があります。

どの方法もすぐに始められる簡単なものばかりなので、自分に合ったものから挑戦していきましょう。

2.2.心因的な原因によるED

心因性EDは、体の機能そのものに問題はなく、様々な心理的・精神的要因によって引き起こされるEDのことをいいます。

心因性EDは心因により、2つに分類されます。

1つは現実心因で、日常生活における心身のストレスや心理的諸要因が原因でEDを起こす場合です。

過労、睡眠不足、経済的不安、家庭内不和、男性器へのコンプレックス、妊娠への恐怖心など、かならずしも性行為とは直結しないものも多く含まれており、自分自身でほぼ原因に見当がつくものが現実心因です。

性交渉がうまくいかなかった時などに言われた一言が引き金になることもあるので、女性も注意してあげる必要がありますね

この場合は、カウンセリングや薬の服用で比較的簡単に治ることも多いようです。

もう1つは深層心因で、日常生活のストレスではなく、抑圧せれた怒り、憎しみ、妬み、不安などが原因でEDを引き起こします。

パートナーへの愛憎葛藤や、幼少期におけるトラウマ、ホモ・セクシュアルなど、心の奥底にある深層部分に抑圧され、屈折した様々な心理的要因が原因となっており、本人が無意識であることも多いため、現実心因よりも一般的に複雑と考えられています。

この場合は、精神分析や、本格的な心理療法が必要であり、原因の解明までに長期間要するケースが多いようです。

2.2.1.心因性EDはストレスのコントロールがポイント

心因性EDを改善するはには精神的ストレスを取り除く必要があります。

そこで、ストレスをためない、適度に発散するなど、自分でストレスをコントロールすることがポイントになります。

ただ、仕事や人間関係、夫婦関係など日常生活におけるストレス要素はたくさんあり、そう簡単にストレスをコントロールすることなんてできませんよね。

まずは、夫が何に対してストレスを感じているかを把握することから始め、ひとつひとつ解決していきましょう。

夫が一人で向き合うことが難しい場合は無理せず「心理カウンセラー」などに相談するのもひとつの方法です。

また、1人で 悩みを抱えていると、性行為に挑んでも劣等感や不安感に心を支配されて、負のスパイラルにはまってしまう可能性が高いです。

誰かに悩みを打ち明けて、性行為を愛ある心のふれ合いに重点を置くことが、克服の近道と言えるかもしれませんね。

3.旦那がedだから自分に自信がなくなる悲しいと思った時

EDで悩んでいるのは男性だけでなく、その妻も一緒です。

EDの夫を持つ妻がどういったときに辛いと感じているのか、私や同じように悩んでいた仲間の感想を紹介していきます。


もし同じような気持ちだった場合は、不安にならずに同じように悩んでいる人がいることを忘れないでくださいね。

愛されていないのでは

自分に魅力がない、愛されていない、女として見られていないから夫がEDになってしまったんだと自信喪失してしまいます。

さらには、他の女性と関係を持っているのではないかと疑心暗鬼になってしまい、夫の行動が全て疑わしく感じてしまいます。

周りの対応

子供が出来ないのは女性側に問題があるという認識が強いため、私に責任があると決めつけられ、姑にプレッシャーをかけられています。

夫がEDとは言えず、姑からの嫌味な言葉に耐え続ける日々が辛いです。

子供がほしい

結婚して、子供を産んで、子育てを楽しみたいと将来像を膨らましていたけれど、今のままだとそれは叶わない。

いつかはEDが治るのか不安で、離婚も考えてしまっている。

4.浮気の可能性もある!?妻だけEDだった時

「妻だけED」とは、言葉の通り妻に対してだけEDになってしまうことをいいます。

つまり、他の女性に対しては性行為が可能にも関わらず、妻や特定のパートナーに対してだけはセックスする気が起きない、勃起できないという現象になります。

あるアンケート調査によると、妻とセックスがうまくいかない25-49歳男性のうち、妻以外の相手とはうまくいくと答えた人が7割という結果も出ています。

自分の夫が「妻だけED」になってしまったら、女性としてのプライドが傷つき、苛立ちさえ覚えてしまいますよね。

しかし、「妻だけED」の原因は男性側だけにあるとは限らないのです。

以下では、なぜ「妻だけED」になってしまうのか、その原因と対策について紹介します。

女性として見れなくなる

「妻だけED」のもっとも多い理由は妻を女性として見られなくなっている場合です。

長年連れ添った妻を、家族もしくは子供の母親としてしか見れなくなる、妻がオシャレや身だしなみに気を遣わなくなり女性らしさを感じなくなった、単純にマンネリ化・飽きたなど、性的興味がわかなくなってしまったことが要因に挙げられます。

このケースは女性側にも原因があることが多いようです。

結婚してから体型がかなり変わった、化粧をすることが少なくなった、夫に対する態度に女性らしさがないなど、思い当たることはありませんか?

まずは女性側が新婚時代を思い出し、旦那に対する態度を改めることから始めてみましょう。

いつもと異なる下着をつけてみる、化粧をして夫の帰りを待つ、旅行で雰囲気を変えるなど女性側にも努力が必要ですね。

生活のストレス

一緒に生活していると嫌な部分がどうしても見えてしまいますよね?

そういった私生活の嫌なところは記憶としてのこり、ストレスとなってしまいます。

嫌に感じた経験や言動は、どうしても記憶に残りやすく、いざセックスをするというときに思い出してしまい、気分が乗らず、身体が反応しないのです。

普段の会話で夫に対して、ネガティブな言葉や攻撃的な言葉をかけていませんか?

また夫に求められたときに「今日は疲れているから」「その気になれない」などと断ったことがありませんか?

男性は、性的な面では特に傷つきやすいため、拒否されたことに対して不安になり、自信を失い、以後のセックスが上手くいかなくなったり、妻への気持ちが向かなくなってしまうこともあるのです。

普段のコミュニケーションから相手を思いやる気持ちで接する事が大切になりますね。

プレッシャー

過大なプレッシャーは勃起に影響を及ぼします。

基本的に勃起しているときはリラックス状態なので、プレッシャーを感じていると勃起することも難しくなるのです。

「今日は排卵日だから…」という妻の言葉や「早く孫の顔が見たい」といった両親の言葉などで男性に「子供を作る」という使命感、「自分のせいで子供ができない」という劣等感によるプレッシャーを与えてしまっていませんか。

子供が欲しい気持ちもわかりますが、排卵日に合わせた強制的な夫婦生活やはEDを悪化させてしまいます。

セックスは楽しみ、愛情を確かめる行為であることを忘れず、自然にセックスできる雰囲気を目指していきましょう。

そのためにも日頃の生活から夫婦生活仲良く、互いにコミュニケーションを取ることが重要になりますね。

EDが原因の離婚、不倫ということも十分ありえます。

EDで辛いのは男性というイメージが強いかも知れませんが、EDの夫を持つ妻も不安や不満がたくさんあり、離婚したいと思うこともあります。

以下では夫のEDで妻が離婚したいと思う理由を3つご紹介します。

1.性的欲求不満

女性も性的欲求が高いときがありますが、夫がEDの場合、妻の性的欲求も満たされないことになります。

「昼顔」という主婦の不倫ドラマが流行りましたが、実際に女性が浮気や不倫に走るケースは増えているようです。

既婚者の場合、不貞行為となるのでいけないこととわかってはいても、一生我慢し続けるのは酷な話ですよね。

辛いのは男性側だけと思われがちですが、セックスを我慢している妻も同じなのです。

だからもし自分がそう思っていても普通の感情として受け止めてくださいね。

2.愛を確認したい

夫婦の営みがなくなったことで愛されていないのではないかと不安になっている方も多いのではないでしょうか。

セックスは性的欲求を満たすことだけが目的ではなく、信頼や愛情といった精神的な要素を左右する大切な行為です。

ケンカしてもセックスして仲直りするのが定番といった夫婦もいますよね。

セックスレスによってお互いのストレス解消、愛情の確認ができなくなり、離婚につながることもあるのです。

3.子供が欲しい

セックスができないとなると、子供は諦めるしかないのかもと不安になりますよね。

中には子供を作らず夫婦生活をする人もいますが、愛する夫の子供を欲しいと思う女性も少なくありません。

子供を作って子育てして、といった未来図が一気に崩れ去ってしまうのですから離婚を考えてしまっても仕方ありませんよね。

子供が欲しいと思っていた女性にとって、EDは離婚にも発展するとても重大な問題なのです。

5.旦那がEDになってしまった理由が子作りだったこと

近年増えているのが妊活によるEDです。

晩婚化や共働き世帯の増加により、不妊治療を受ける夫婦が増えており、子供ができないというプレッシャーからEDになるケースが増えています。

不妊治療において、まず始めに行われるのが、妊娠の可能性が高い日を指定されるタイミング指導を受けます。

このタイミングを決められるということが男性にとってプレッシャーを感じてしまい、EDに陥ってしまうようです。

その他にも

  • 今日は排卵日だから、と仕事前に伝える
  • 精力食材をふんだんに使った料理
  • 排卵期間だからと連続でセックスを強要する
  • 孫の顔が見たい、など親の言葉

などの行動や言葉がよりプレッシャーを与え、EDを悪化させてしまいます。

不妊は女性側が原因といった考えが浸透しているので、男性である自分の問題とわかると、よりダメージが大きいのかもしれません。

男性は女性が思っているよりもずっとデリケートで、ナイーブなので、女性側にも色々と配慮が必要になりますね。

5.1.不妊治療が必要になった時できること

EDが原因で不妊治療を受けている女性にとって、焦りやストレスは溜まっていく一方ですが、それを夫に見せてしまうとよりEDを悪化させてしまいます。

ではどういった対策をとるべきなのでしょうか。

妊活前の状態にリセットする

妊活中心の生活を一旦リセットしてみましょう。

妊活を意識した生活を続けていると、夫にプレッシャーを与え続けることになり、EDを悪化させてしまうこともあります。

夫婦の会話が妊活やEDの話ばかり、カレンダーは排卵日にチェックを入れている、お酒を我慢しているなど、無意識に夫を追い込んでいませんか?

妊活のことは一度忘れて、夫をプレッシャーから解放してあげましょう。

食事を見直す

薄味でバランスの良い食事を心がけましょう。

EDは生活習慣病に大きく関わっているため、生活習慣病の予防となる食生活の改善はEDの改善にも大きく影響するのです。

また、EDは男性ホルモンであるテストステロンの低下によっても引き起こされるので、テストステロンの減少を防ぐ効果のあるごまや鳥もも肉、豚レバーなど、亜鉛を多く含む食材を積極的に取り入れましょう。

食生活の改善は、男性にプレッシャーをかけることなくできるEDの改善方法です。

今日からでもすぐに始めてみましょう。

6.旦那がもしかしたらEDかもって思ったら試せるEDチェック

旦那がEDの疑いがあると感じている方のために、EDチェックリストを紹介します。

男性がEDであることを告白するのはなかなか難しく、一人で抱え込み悪化してしまうといったケースも珍しくありません。

女性側が気付いてあげるためにも以下のチェックリストを確認してみましょう。

EDチェックリスト

  1. 勃起はするが最後まで維持できない
  2. 勃起した時の硬さが低下した
  3. 挿入できないくらい柔らかい
  4. 性行為に満足できない
  5. 性行為を断られる事が増えた
  6. いつもお酒をたくさん飲んでいる
  7. タバコを吸っている
  8. 抗うつ剤を飲んでいる
  9. 高血圧の薬を飲んでいる
  10. 糖尿病である(もしくはその可能性がある)
  11. 高脂血症である(もしくはその可能性がある)
  12. 動脈硬化が進んでいる(もしくはその可能性がある)

チェック数が0~3個

EDの心配はありません。

女性側が心配しすぎることで男性に精神的なストレスがのしかかり、EDを発症してしまう可能性もあるので注意しましょう。

チェック数が4~8個

ED予備軍です。

普段の性生活で、EDを自覚することがないかもしれませんが、放置するのは危険です。

生活習慣を改めさせてあげながら、引き続きパートナーの様子を見守っていきましょう。

チェック数が9~12個

EDである可能性がかなり高いです。

食事や運動などといった改善策も大切ですが、この段階では医療機関で診察してもらう方が良いでしょう。

早めに治療薬を服用することでEDの進行も防げることもあります。

7.実はここが一番重要!女性には理解不能!?男性によってペニスはプライド?

男性にとって男性器は、男の象徴であり、セックスは男の強さを示す行為と考える人も少なくありません。

なので、自分がEDだと分かった時点で、多大な自信喪失をしてしまいます。

子孫を残すという男性の本能が否定されることになるので、自信をなくしてしまうのも無理はありません。

男という生き物は女性が思う以上に、繊細で、プライドが高いので慎重に扱う必要があります。

そこでまず大事なことはEDについて、下手に口に出さないことです。

女性側が辛いのもわかりますが、まずはそっと見守ってあげましょう。

責めるようなことはもちろんいけませんが、気を遣って慰めることがいいことだとは限りません。

慰めようとかけた言葉が逆にプライドを傷つける場合もあります。

夫のプライドを守り、夫の性格に合わせた対応を心がけることが重要になります。

8.EDだったとき、対策や治療をしてもらうにはどうすればいいのか

男性にとってEDは、単なる病気ではなく、男性としての自信や誇りとも直結する、極めてプライベートな問題です。

なので、妻が対策や治療を勧める際もさまざまな配慮が必要になります。

単刀直入に「病院へ行って」と言ってしまうと、EDを認めない男性にとっては特にプライドを傷つけるだけになってしまいます。

「妻と愛し合いたいから、妻が可哀想だから病院へ行こう」と男性側に思ってもらう事が重要であり、女性はセックスのことはひとまず置いておいて、二人の関係を今よりもっと愛情あふれるものにするように努めましょう。

以上のことを踏まえた上で、どういった治療法、対策があるか、以下でご紹介していきます。

治療薬を用いる

ED治療で最もポピュラーなのが、治療薬を用いた治療です。

有効率が高く、大きな副作用がないなどの安全性から治療の第一選択となっています。

治療薬は医師の処方が必要なため、病院に行く必要がありますが、先ほども述べたように女性側から病院へ行くように言ってしまうと、関係を悪化させてしまう可能性があります。

手を繋いでみる、キスをしてみるなど、スキンシップをはかり、夫が自ら妻のために治療しようと思ってもらえるようにしてみましょう。

手術をすることも検討

手術による治療になります。

ED治療において、外科手術の割合は非常に少ないですが、原因や状態によって外科的な治療方法が提案されることもあります。

心因的な要因によってEDになっている場合は、外科手術は行われず、何らかの原因で血管に異常をきたしている場合のみ、手術が行われます。

手術も薬での治療と同じく、まずは病院へ行くことから始まります。

ましてや、薬での治療よりもお金がかかるので、より治したいという気持ちを強くもっている必要があります。

家庭でできるEDの治療方法

EDは糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病にも深く関わっています。

つまり、食生活や寝不足の改善や運動の習慣づけなど、生活習慣病の予防や改善に努めれば、EDの予防・改善にもつながるのです。

バランスの良い食事を作る、一緒に運動を始めるなど、病院へ行かなくてもすぐに始めることができますね。

9.日常生活でできるED予防には何が効果的なのか?

EDの治療法をいくつか紹介しましたが、まずはEDにならないよう予防することが大切です。

そこで以下ではEDの予防方法についてご紹介します。

9.1.器質性ED予防

器質性EDは、身体機能の低下が原因となるため、予防するためには生活習慣を改善し、健康的な生活を送ることが大切です。

食事改善

食生活を改善することで、血管や血流を改善します。

血流の悪化が勃起障害を引き起こすことから、血管や血流の改善はEDの改善につながります。

血液をサラサラにする効果が高い野菜や魚をしっかりと摂り、高カロリーのものや炭水化物、アルコールなどは摂取量を控えるように心がけましょう。

食生活の改善はED予防だけでなくさまざまな病気の防止にもなります。

すぐに始められる方法なので、今日から献立内容を意識してみましょう。

運動

運動すると血流の流れが良くなるだけでなく、血液中の老廃物が取り除かれるため、血液がサラサラな状態に変化します。

また、筋肉も刺激されるため、男性ホルモン(テストステロン)の分泌量も増えます。

身体機能の低下は「サラサラ血液」「男性ホルモンの増加」で改善されるため、運動不足の解消はEDの予防・改善に大いに役立ちます。

9.2.心因性ED予防

心因性EDを予防するためには、原因となりうる精神的な負担を解消していくことが必要になります。

ここでは一般的な対策法や予防法を整理してみましたので、是非参考にしてみてください。

ストレスの発散

精神的負担を軽減させるためには、定期的にストレスを発散することが効果的です。

ストレスの発散方法は人によって異なるため、自分に合った解消法を見つけておきましょう。

散歩や水泳などの軽い運動は器質性EDの予防にも効果があるのでおすすめです。

夫婦で取り組める解消法だと、コミュニケーションの時間が増えるのでなお良いですね。

カウンセリング

過去のトラウマや、EDの原因が思いつかない場合などは自身で解決することができません。

そういったときは専門家によるカウンセリングを受けてみましょう。

カウンセリングを受けることで、自分では分からなかった問題点が見え、解決できる可能性があります。

さいごに

夫がEDとわかるとショックを受けるかもしれませんが、それ以上に夫もショックを受けています。

デリケートな問題なので、まずはお互いに思いやりを持って接するように心がけましょう。

そして2人で前向きに話し合い、改善へ向けて行動することで、幸せな未来へと繋がっていくでしょう。