ケアマネージャーを目指したい人の為のケアマネ業務の紹介からケアマネージャー資格取得まで手順

1.ケアマネージャーってどんな資格?役割は?

ケアの現場にいると、必ず連携を取ることになるのが福祉分野のスタッフ。

最近では色々な資格がでてきて医療の現場と福祉の現場は境界線が曖昧になってきています。

これからケアマネの資格取得を検討している方や、ケアの現場でケアマネージャーさんとの連携をスムーズに進めるためのケアマネについて調べたい人まで役立つように、ケアマネージャーについて一から十まで情報を集めてみました。

1.1.ケアマネージャー(介護支援専門員)とは?

まずはじめに、ケアマネとはどんな資格なのかを説明していきます。
ケアマネージャーとは、一言で表すと「介護に関する事務手続き全般を担当する専門職」と言えます。

わかりやすいものでは、介護サービスを使いたい人のために介護認定の申請や更新の手伝いをしたり、支援対象者(介護を必要としている人)には適切なサービスが提供できるよう色々な業者の情報を紹介したり、そのための計画、いわゆるケアプランの作成をします。

※ケアプランとは、要介護認定で要支援1、2または要介護1~5の認定を受けた人が介護保険サービスを利用するために必ず作成する計画書のことです。※

1.2.ケアマネージャーの役割ってなんだろう

ケアマネの仕事とは介護に関する事務手続きを行うことですから、その役割は、利用者や家族の意向と生活・心身の状況から必要な介護サービスを提案して、利用者と介護サービス事業者、医療機関の間に入り連絡・調整することと言えます。

上記で示したように、介護サービスを扱うマネージャーのような位置づけです。介護サービスを必要としている方が、スムーズにサービスが受けられる様に多くのステークホルダーの間にたって手続きを行います。

1.3.ケアマネージャーを目指す時に意識したいポイント

ケアマネージャーはただの介護サービスの事務手続き職ではありません。

事務手続きはあくまでも手段でしかなく、本当に大事なことは人としての関わりあいの力を発揮することにあります。具体的には以下のような視点を持つことが求められていると言えます。

1.3.1,自分の得意分野を知ること

ケアマネージャーは介護についてプロであるのは当然、むしろそこ以外の点で支援を必要としているのか分析するための経験や知識が大事です。

たとえば、看護師、保健師などの資格や経験などをもっているとケアを必要としている人に対して介護以外の視点からのアプローチができるわけで、それが結果として相談者の方にとって最適なプランを作ることに繋がります。

1,3.2.常にマネージャーとして中間に立つこと

居宅介護支援事業所を運営している法人は大体において、介護サービスを提供する事業をもっています。

たとえば、デイサービスや老人ホームなどが多いです。ケアマネージャーとしては、所属する会社の自社サービスを使ってケアプランを作ることを意識的にも無意識的にも実行してしまうものです。

しかし、こういった手続きは本当に利用者本位の視点に立っているかと問われると、少し疑問符が浮かんできます。

もちろん業績アップのためにこういったことは普通に行われていますし、居宅介護支援事業所に併設されている意図もそういったところからきているわけですから、ここはあくまでも利用者本位かどうかという視点をも続けることを忘れないようにしなければならないのです。

1.3.3.常にアンテナを貼っておくこと

これは、自分の得意分野を知ることでも説明している内容ですが、ケアプランを立てるというのは、ただ介護サービスを紹介するというだけではなく、介護サービスを必要としている方にとって本当に必要なことは何かを聞き取ることが求められています。

家族の話や本人の話などあらゆる人から情報を集めて、どうすれば理想の生活を家族全員が送ることができるのかを考えます。

しかし、注意しなくてはならない点として話をたくさん聞くだけではなく、様々な情報をもっていなければ、本当に役立つ支援のプランを作り上げることができません。

そのためには常にアンテナを張り巡らし、新しい情報をたくさん集めておくように日頃から心がけることも重要です。

1.3.4.計画を作るだけではない。時には積極的に動くことも

介護サービスを利用するということは、日常生活を自立して送ることが難しいからこそ利用りなければならないということを意味しています。

したがってサービスに切れ目が出た場合、それは同時に

利用者さんの生活に切れ目ができてしまうことを意味します。

支援を必要としている方がそうならないためにも、常に待ちの姿勢ではなくあらゆるフィールドへ積極的に出ていき支援を行うことが必要になります。

2.実際の仕事内容やどんな感じ?やりがいや大変なこと、給与とか

ケアマネージャーの役割は介護保険を利用するにあたって必要な事務手続きをすることなので、その役割は介護保険を使う利用者の方とサービスを提供する事業者、そして介護保険認定を行う上で関係してくる医療機関や行政担当者との調整も大事な役割となってきます。

さらには

利用者にはその後ろに家族が控えています。介護サービスを利用するのは本人の生活の質を高めることだけではなく、関わってくる家族の生活の質にも繋がらなければなりません。そういった視点も持ちながら包括的にベストな回答を考えることも重要な役目と言えます。

では実際にどういった業務を通じてこれらのような役割を担うのは具体的な仕事内容を紹介しながら見えていきます。

2.1.介護保険を利用したい家族や個人からの相談に応じる仕事

介護保険は少しむずかしい制度だと言われています。

というのは、保険というと日本では医療保険や生命保険などをイメージされるためです。

そのため、これから介護保険を使ってサービスの利用を考えているご家族や個人の方はそもそもどうゆう手続きをすればいいのか、という所から説明を必要としています。

ケアマネはこういった介護サービスを必要としている方に対して介護サービスの利用方法、どういったサービスが良いのか適切な情報をわかりやすく説明することが求められます。

2.2.介護認定の申請・認定調査など

介護サービスを使うには、まず利用を希望している人が客観的な視点でどの程度のサービスを必要としているのかを評価して認定を行います。

この評価のことを一般的に要介護認定といって、ケアマネが調整をしながら進めていきます。

2.3.どういった支援が良いか計画を立てる

ケアマネは介護サービスを使うために必要な要介護認定の手続きを代行するだけではありません。

実際に認定が終わったら必要なサービスを日常の中でどう利用していくのか、具体的なレベルにまで落とし込んで計画を作ります

色々な事業所を紹介しながら適切なサービスを利用者主体で決めていきます。

ここではサービスに対する深い知識や広いネットワークがなければ利用者にとって良い計画を作ることはできません。

多くの事業者との調整を行い質の高い計画を作れるように日頃からアンテナを貼っておくことが求められます。

2.4.サービス担当者会議

ケアマネはここまで作ってきた計画を支援に関係する様々な方と共有しながら完成を目指します。

たとえば、家族や利用者の意向や思い、どういった方向に進みたいのかといった目標や課題、それをどう具体化していくかを医療の視点から医師が、介護の視点からはケアマネが検討しながら、当面の計画をまとめ上げます。

ここでも全体の調整役として方向性をしっかり定めていく力が求められています。

2.5.介護サービス利用者さんのモニタリングや再評価など

ケアプランが完成したらケアマネージャーの仕事は終了というわけではありません。

介護サービスというのは利用者が自立して必要としなくなるまでずっと続いていくからです。

従ってケアマネは一度介護サービスを利用し始めた利用者さんにはずっと伴走しながらケアプランを再度見直したりすることも必要になってきます。

継続的に人間関係を持ちながらモニタリングを継続していくことによって介護サービスを利用している家族やご本人は安心してサービスを選ぶことができると言えます。

2.6.介護保険の給付状況の管理

介護サービスは申請するだけではなく、実際に利用した分の給付手続きも必要になります。

ケアプランで予定していた給付計画に対して実績はどうだったのか?

それを確認しながら給付管理票を作成して各サービス事業者が行っている国民健康保険団体連合会への介護給付費請求に使います。

このようなケアマネージャーの仕事は介護に関連する事務手続きといいますが、それを実行するためにはたくさんの関係者との調整や幅広い知識やネットワークが必要になります。

2.7.ケアプランを作ること、どんな仕事なんだろう(ケアプランの作成の仕方とは?)

ケアプランはケアマネージャーが担当する一番大きな仕事です。それは支援を必要としている利用者さんにとってもこれからの人生を左右する大事な計画になることは言うまでもありません。そういった意味でケアプランは介護サービスの利用計画書のようなものと捉えることができます。

介護度によって、また同じ介護度だとしても必要としてる介護サービスによって全く内容が異なるケアプラン。どういった考え方で計画していくのか、具体的に説明していきます。

2.7.1.ケアプランは利用者のニーズをケアマネが代理でまとめるもの

上記のフローをみていもらうとわかりますが、まずはケアマネージャーが利用者やその家族の要望をまとめるアセスメントという作業を行います。

アセスメントの結果まとまった情報からケアプランの叩き台を作成します。介護事業者などの関係者を集めてカンファレンスを経て具体的に仕上げていきます。

介護サービスはこのプランを基本として支援サービスを組み立てます。

その為、この計画が本人のニーズとズレているものだった場合、そこから派生してくるサービスも本人の求めていない無駄なものになる可能性が高く、結果として利用者の生活の質向上とは程遠い内容になってしまう可能性があります。

従ってケアマネージャーは計画も元になる「アセスメント」をいかに丁寧に利用者ニーズを汲み取っていくかがポイントと言えます。

それではケアプラン作成における注意点をステップごとにまとめていきますので確認してみましょう。

2.7.2.ケアプラン作成の要「アセスメント」とは


アセスメントは業界ではアセスとか言われています。このアセスは評価するとか査定をするという意味があります。

このアセスメントという言葉は福祉業界、医療業界に限らず様々な業界で利用されていて、それぞれ意味が少しずつ異なっていますので注意しましょう。

ケアプランを作成するために行うアセスメントというのは、介護サービスを必要としている家族や本人のニーズや課題、そして家庭環境を把握することを言います。

それらの情報をベースに、どのような介護サービスがニーズに即しているのかを考えるための基礎になります。

そのため、家族や利用者の言葉そのままだけではなく、本音を感じる力、言葉にしていないニーズなども深く理解していくことが求められます。

2.7.3.ケアプランの叩き台を作る

念入りに行ったアセスメントの結果得た多くの情報を元に、まずは仮のケアプランを作っていきます。

よくある勘違いはこの段階で殆ど完成されているプランを作ろうとするケアマネさんがいますが、それは無理な話と言わざるを得ません。

ケアプランは利用者の生活の質を高めるために、様々な視点で検証を加えながら形にしていかなければ、利用者のニーズを満たした計画など到底作れないからです。

叩き台のプランができたら、それが実現可能なものなのか介護事業者へ調整をしながら、計画を具体化・現実的なものへと変化させていきましょう。

2.7.4.カンファレンスの実施、プランの確定

ケアマネージャーが作成したケアプランを元に介護サービスを提供する事業者、医療関係者、ご家族やご本人と話し合いの場を持ち合意を形成します。

これをカンファレンスといい、ケアプランが固まるのはこのカンファレンスの時になります。

2.7.5.モニタリングと再評価

ケアプランというのはだいたい半年に一回見直しをします。一度作ったら終わりというものではありません。

一度作った計画でも一定期間経過すれば、体の状況、家庭の状況なども多少変化してきます。その結果必要とするサービスも変化してくるからという考え方から来ています。

半年後に再度差作成するケアプランは、はじめに作ったものと同じようにアセスメントからスタートします。

しかし初めてのケアプランと異なる点もあります。それはモニタリングの結果が反映してくるという点です。

半年間モニタリングした結果、利用者さんとの相性が良いタイプの事業者やダメなタイプの事業者がわかってきたり、好きなサービス、嫌いなサービスも見えてきます。

半年間モニタリングを経過したからこそみえてくるものであり、再度アセスメントを実行する際にはそのニーズを汲み取る再に利用者の本音に近い情報を集めることができるようになります。

2.8.ケアマネージャーの資格が活かせる職場はどんなものがあるのか?

わざわざ言う必要もありませんが、介護需要は年々増加の一途を辿っています。

さらには医療と介護は常にセットで考える必要もありますから、医療業界から介護業界、行政機関なども含めるととても多くのフィールドが用意さえれていると言えます。

ここでは代表的な職場をいくつかピックアップしてみましたので参考にしてみてください。

2.8.1.居宅介護支援事業所

居宅介護支援事業所はケアプランを作成したり、利用者の相談に応じたりする場です。

それらの相談から手続きの代行までを行う、まさにケアマネージャーの業務を担う事業所と言えます。

利用者と伴走しながら丁寧なモニタリング(アセスメント)をしていくこと力が求められます。

2.8.2.介護予防支援事業所(地域包括支援センター)

行政の機関である介護予防支援事務所には、福祉に関する総合的な窓口という目的があります。

そのため、ケアマネージャーだけではなく主任ケアマネージャーや、社会福祉士、保健師、その他福祉に関する様々な関係者が配置されます。

ここでは要介護認定の結果、「要介護」判定を受けた人を対象としてケアプランを作成することや、予防の観点から健康促進などの取り組みを行っています。

地域の窓口として福祉の力を必要としている様々な人の助けになれる反面、幅広い知識が必要とされます。

2.8.3.居宅サービス事業所

居宅サービス事業所というのは地域にあって家から通いながら使うサービスという感じです。

たとえば、訪問介護、訪問リハとか、短期入所生活介護とか器具の貸出とかもあります。全部で13種類の居宅サービスを扱うような事業者を指しています。

ケアマネージャーはこれらのこれらのサービスを組み合わせて適切なものを提案する力が必要です。

利用者の状況だけではなく家族や他の関係者の意見も反映させて適切な計画にまとめていくことが求められます。

利用者のニーズを的確に見抜けるため、こういった居宅サービス事業所の多くでは、専任のケアマネージャーが必要とされています。

2.8.4.地域密着型サービス

小規模多機能型居宅介護、夜間対応型訪問介護、認知症対応型共同生活介護施設(グループホーム)といったサービス事業の総称です。

原則としてサービスを総称して地域密着型サービスといいます。

地域密着型で就業しているケアマネージャーは地域で生活を維持するにはどういった支援が必要なのかという視点を中心にケアプランを作成します。

このレベルは中程度の少し重たい支援を必要とするケースが多いため、家族などの関係者との打合せをしっかり行うことが非常に重要な視点でもあります。

2.8.5.介護保険適応の施設

介護保険を使って利用できる行政管轄の施設を指します。

もはや生活の中心を送る日常生活支援を中心とし自立を促進するための機能訓練などを行うことにより地域生活に戻れるよう支援を組み立てていきます。

有名なところでは特別養護老人ボームや介護老人保険施設、療養型施設などがあります。

日常生活を送る場所ですから、細かなアセスメントと医療や家族との連携を如何に丁寧に進めるかによって利用者の生活の質がどこまで高まるか決まってきます。

2.9.まずはケアマネージャーの仕事を知ろう! ~ケアマネ1日の流れ~ 

ここまで色々な仕事を紹介したり、ケアマネージャーの仕事に関するポイントや意識すべき軸などを紹介したりしてきましたが、具体的に1日をどう過ごすのかイメージしずらい面があると思いました、ある施設での1日の流れを整理してみました。

8:00 出社・打合せ
・スタッフの間で伝達事項などがあったらこの時に引き継ぎを受けます
8:30 利用者の状況を確認・面談
体の状況を確認し、現在利用しているサービスの評価を聞きます。ご本人の意向だけではなく、日常生活の支援を行っている家族の意向などもしっかりヒアリング(モニタリング)しながらアセスメントを進めます。
10:00 サービス責任者会議
作ったケアプランの内容についてケースカンファレンスを通じて具体化していきます。医療担当、家族、サービス提供事業者など様々な立場の関係者から意見を集め、ケアプランを仕上げていきます。
12:00 お昼休み
13:30 利用者の自宅を訪問
そろそろ、ケアプランの見直しがある利用者の自宅へモニタリングに行きます。当初計画していた内容よりも自立度が高まっている点や支援がさらに必要になった点などを整理します。
16:00 事務作業
新規利用者のケアプランを作ったり、介護事業者への連絡調整などを行います。だいたい15~16時という時間はどの事業者も連絡が取りやすくこの時間帯に関係各所へ連絡を入れる事が多いです。
17:30 業務終了
利用者さんやご家族の都合で遅い時間からヒアリングやモニタリングを行うこともあります。あくまでも利用者や家族と伴走していくことが求められます。

3.ケアマネージャーになる方法

ケアマネージャーになるには、介護支援専門員実務研修を受講した後、試験に合格することが必要です。

ちなみに勘違いされていますが、介護支援専門員は国家資格ではなく公的資格です。

従って、試験は都道府県が実施する形を取っていますので注意しましょう。

上の図をご覧いただくとわかると思いますが、介護支援専門員実務研修受講の前には実務経験が必須となっています

自分の状況によって実務経験の必要期間が異なってきますので、そこは注意が必要になります。

また、試験に合格しても研修を受け、修了することが義務付けられていますし、都道府県に登録申請を出して受理された時点でケアマネージャーとしての資格を取得することができる点も案外知られていません。

3.1.受験資格の取得方法とは

ケアマネージャーの受験資格は2017年までと、それ以降で定義が変わっています。
2017年では以下の2種類で運用されています。

資格など 業務や期間
医師・歯科医師・薬剤師・助産師・看護師・准看護師・保健士・介護福祉士・社会福祉士・理学療法士・作業療法士・視能訓練士・義肢装具士・歯科衛生士・言語聴覚士・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師・栄養士(管理栄養士含む)・精神保健福祉士 保健・医療・福祉に関する資格に関わる実務に5年以上従事
施設等において必置とされている相談援助業務に従事する者など 相談援助業務を特定の福祉施設・介護施設・障害者施設などで5年以上従事
資ホームヘルパー2級
社会福祉主事任用資格者
介護等業務で5年以上、要介護者等の介護や介護者に対する介護に関する指導を行った者
無資格 介護等業務で10年以上、要介護者等の介護や介護者に対する介護に関する指導を行った者

* 該当する業務が多岐に渡ります。(http://www.sssc.or.jp/shien)で確認してください

  • ホームヘルパー2級と社会福祉主事任用資格者が要介護者等の介護や介護者に対する介護に関する指導を行う業務に5年以上従事
  • 無資格の人が同様の業務に10年以上従事

それが、2018年以降は以下のような定義へ変更になります。

  • 保健・医療・福祉に関する法定資格に基づく業務に5年以上従事した者
  • 特定の福祉施設・介護施設・障害者施設などに5年以上従事した者
だいぶ定義が曖昧になったようですが、対象とする経験が広がったことからこういった言い方に変更になった経緯があります。

近年、介護サービスは高齢者だけではなく、障害の分野でもかかわってくるようになった経緯もあります。

このようにケアマネージャーの仕事は年々広がっていき、今後もニーズが広がっていく傾向にあります。

資格など 業務や期間
医師・歯科医師・薬剤師・助産師・看護師・准看護師・保健士・介護福祉士・社会福祉士・理学療法士・作業療法士・視能訓練士・義肢装具士・歯科衛生士・言語聴覚士・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師・栄養士(管理栄養士含む)・精神保健福祉士 保健・医療・福祉に関する資格に関わる実務に5年以上従事
生活相談員
支援相談員
相談支援専門員
主任相談支援員
相談援助業務を特定の福祉施設・介護施設・障害者施設などで5年以上従事

* 該当する業務が多岐に渡ります。(http://www.sssc.or.jp/shien)で確認してください

3.1.2.実務期間の考え方をもう少し詳しく話を進めると

国家資格をもっている人の受験資格については、資格に基づく業務に5年(900日)とありますが、これは5年以上、かつ900日以上従事していることが資格要件という考え方になりますので誤解のないよう注意が必要です。

申し込み時点で実務経験が足りていなくても、「実務経験見込証明書」を提出することで、受験することができます。

ただし、研究業務、教育業務、事務、営業等はカウントされないので注意しましょう。

相談援助業務の対象は、これまではさまざま現場で業務していた人に、ケアマネージャー受験資格が与えられていましたが、2018年ケアマネージャー試験からは生活相談員・支援相談員・相談支援専門員・主任相談支援員の業務のみが対象と縮小されることとなりました。

3.2.ケアマネージャーの試験について試験の概要情報

試験日 10月頃
申込書類配布時期 5~7月頃 ※都道府県による
受付時期 ▼各都道府県の窓口情報はこちらから
http://www.sssc.or.jp/shien/index.html
合格発表 11月頃
試験結果 【第19回結果】
受験者数:121,854名
合格者数:16,006名
合格率:13.14%

3.3.資格取得のための学習方法のコツ

ケアマネージャーの資格は実務経験を必須としています。従って勉強をしている人は基本的には仕事をしている中で時間をやりくりしているということになります。

ご存知の通り、介護の現場は非常に大変で、緊急対応も多く計画的に時間を確保することが難しい業種でもあります。

独学で試験勉強をして資格取得した人も多くいますが、効率的に勉強を進めたいなら絶対スクールに通うことをおすすめします。

特に仕事以外に、家事や育児をしている人はあえて勉強する環境を作らないとまず勉強を進めることはできないからです。

通信教育を使った勉強方法もなくないのですが、上記の目的を達成するためだったら、スクールに通うという方法が間違い無いのではないかと思います。

3.4.受験対策のポイント

基本的には少ない時間の中いかに効率よく受験勉強を進めるかという点に尽きるのではないかと思います。

そういったことから考えると、テキストを熟読して暗記をするというよりも、問題集(過去問とかスクールが作ったような効率的なもの)を何度も繰り返し解きながら解説を読みながら知識を蓄えていくというスタイルがベストです。

具体的には以下で紹介するようなスクール、もしくは関連する教材を利用することを推奨しています。

3.5.自分にぴったりのスクールを選ぶ

3.5.1.ユーキャン

値段 一括:46,112円(税別)
期間 標準受講期間:6ヵ月
回数 添削回数:6回

<総評>

これまで7万人以上の合格者をだしているユーキャンの通信講座は、無理のない範囲で進めていけるテキストとテストでよくでる問題を分析して作られたテキストが非常に評判通いです。

また、添削などのサポートに力をいれていますので不安なこともしっかり理解しながら進めていけるはずでず。通信というところが不安だと感じる人は少しむずかしいかもしれませんがそこが気にならない人は是非検討してみてもよい教材の一つです。

3.5.2.ヒューマンアカデミー

値段 33,000円(税込)(税別)
期間 標準学習期間:3ヶ月 在籍期間:12ヶ月
回数 添削回数:2回
教材 合格の法則 1冊/講義DVD (3巻) 5枚/ケアマネ「ピタリ予想」テキスト+模擬試験 1冊/ 2回模擬試験/課題返信用封筒 6枚

<総評>

DVD教材を使った講座がわかりやすく基本的な知識がすぐ理解できるように学習プログラムを設計されています。問題集や過去問などアウトプット用のツールも豊富に用意されていますので、自分で勉強のスケジューリングができる人にはおすすめの教材の一つと言えます。

3.5.3.ニチイ

値段 受講料31,621円(税別)※分割・各種割引あり
期間 標準受講期間:6ヵ月
回数 添削課題3回(総合力演習模試2回+全国統一模試1回)

<総評>

介護・医療関連の分野ではトップクラスの情報量を持つのがニチイの講座です。実際40年
以上の実績を有していますし、その分多くの情報も揃っています。

大体6ヶ月位で合格を目指すプログラムになっています。月に一度の学習相談会で勉強の進捗や目標などを相談できるため、スクールに通うっている時のメリットを得られます。

3.5.4.三幸福祉カレッジ ケアマネジャー受験対策講座

値段 【基礎コース 】 36,000円
【完全マスターコース】 150,000円
【ポイント速習コース】 67,000円
【全国統一模擬試験(会場・自宅)】 各6,500円
【直前対策講習会】 1分野10,000円
※税別・教材費別
内容 過去の試験傾向を徹底分析解析した指定テキストによる独自のカリキュラムで、ポイントをおさえたムダのない集中学習を実施。また、きめ細やかな直接指導が基本の通学講座のため、小さな疑問もその場で即・解決へと導きます。
【基礎コース】3日間
【完全マスターコース】11日間 講義+模擬試験、解答・解説
【ポイント速習コース 】5日間 講義+模擬試験、解答・解説
【模擬試験コース】模擬試験、解答・解説
【全国統一模擬試験】会場受験あるいは自宅で受験して郵送
【直前対策講習会】1~2日
回数 添削課題3回(総合力演習模試2回+全国統一模試1回)

<総評>

通学によるスクールの大手です。試験合格はもちろん、その後実務面ですぐに役立つ知識も身につけることで真のスキルをもった介護人になれるカリキュラムと言えます。土日講座などもあるのでうまく時間を作れるなら絶対通学はおすすめです。

逆に、少ない時間で効率よく学習を進めたい。試験に合格するためのポイントだけ効率よく学びたいと考えている人には少し無駄な内容と感じることが多いかもしれません。

4.ケアマネージャーの求人を探すには


ケアマネージャーの求人情報を集めるには以下のような専門のサイトを幾つか活用しながら探すのがベストです。医療系の求人から福祉系まで様々なタイプがありますので是非参考にしてみてください。