母乳の量が足りているかわからなくて不安だった私が試したことすべて

赤ちゃんが産まれて母乳育児を始めると、母乳の量がわからず必要な栄養素が行き届いているのか、
赤ちゃんはしっかり成長しているのか不安になります。

赤ちゃんにとって母乳は生命線でもあり、まだ食事を取れない赤ちゃんにとって唯一の栄養補給になります。
そのため、母乳の量がわからないと不安に思うお母さんは多いはずです。

私もその一人だったのですが、そんな不安を解決してくれたのが、赤ちゃんの体重測定でした。

体重測定をすることで目に見えて赤ちゃんの成長を感じることができ、不安だった毎日から少しずつ解放されました。

今、母乳育児で不安を抱えながら授乳しているお母さんの不安や悩みを少しでも解消できれば嬉しく思います。

目次

1.母乳育児で知っておきたいこと

1.1 授乳回数と授乳時間

まず母乳育児をしていく上で、新生児は1日にどれぐらいの母乳が必要なのか、
1日の授乳回数や1回の授乳時間を知っておきたいものです。

まずは新生児。いろんな事が初めてで、一番心配になる時期ではないでしょうか。
新生児の授乳回数の理想は、

※ 1日に3時間おきに7~8回の授乳が理想とされています。
※ 1回あたりの授乳時間は、右胸5分、左胸5分を2往復、計20分とされています。

赤ちゃんによって眠ってしまい授乳出来ない事もしばしばありますし、
逆にもっと欲しがる赤ちゃんもおりますので、あくまで理想の回数です。


特に新生児の時は、上手におっぱいを吸えなくて泣いてしまう赤ちゃんも多くいます。
理想は3時間おきに7~8回と言われてもなかなか上手くいかないのが現実です。

私の友人たちもそうでしたが、一日10回以上は当たり前。
多い日で15~20回ぐらい授乳したという話もちらほら聞きます。
聞いただけでもぐったりしそうですが、実際にある話です。

そこは母の特権だと思い、授乳タイムを楽しみましょう。

1.2 新生児に必要な母乳の量

母乳の量でいうと新生児に必要な理想の量は(1日7回の授乳で計算)

生後1日目 1回の授乳 20ml 1日トータル 140ml
生後2日目 1回の授乳 30ml 1日トータル 210ml
生後3日目 1回の授乳 40ml 1日トータル 280ml

このように生後7日目ぐらいまでは、日ごとに10mlずつ増やしていく形になります。

生後8日目~生後1ヵ月ぐらいまでは、赤ちゃんの成長や飲む量を確認しながら、
1回80~120mlを1日7~8回ぐらいに分けて授乳していきます。

ただし、産後直後は母乳が出にくく、赤ちゃんがしっかりおっぱいを吸えていない場合が多くあります。

あまり3時間をいう時間にこだわり過ぎず、授乳回数を10~15回に増やすなどして乳頭を刺激してあげましょう。

また、朝から晩まで均等に母乳が出てくれれば良いのですが、はやり夕方に疲れが出てくると母乳の量も減ってしまします。
1回の授乳量にとらわれず、1日トータルで考えた方が、ずっと気持ちが楽になります。

 

1.3 授乳タイムの環境作り


出産後、産院でたくさんの事を教わり退院しますが、いざ自宅で赤ちゃんと二人きりになると不安なものです。
産院での授乳が慣れてきた頃に退院し、すべての環境が変わってしまったと思います。

人によって我が家の方がリラックスでき、授乳もしやすいと思う方。
授乳に不安をもって退院したお母さんは、すべて一人でしないといけないというプレッシャー。

それぞれ感じ方はあると思いますが、母乳というのは、ちょっとしたお母さんの不安や悩みで出にくくなるものです。
住み慣れた我が家で、新しい家族と過ごし、お母さんも赤ちゃんもリラックス出来る時間を作っていきたいです。

まず授乳の時間の中で大切なことがあります。
それはお母さんも赤ちゃんのリラックスすることです。
ここではリラックスできる方法をいくつか紹介したいと思います。

①テレビを消す。

テレビから流れる音は赤ちゃんにとっては雑音でもあります。
しっかり赤ちゃんと向き合うために、テレビを消して授乳しましょう。

②ゆったりした音楽をかける。

お母さんの気持ちをリラックスさせる効果があります。
お母さんがリラックスすると自然と赤ちゃんもリラックスできます。

③話しかける

愛おしい我が子の授乳時間です。自然と言葉が出てきます。

授乳時間は1日に何回もありますし、長く感じるものです。
授乳に慣れてくると、テレビを見たり、携帯をさわる、本を読むなどついついしてしまいます。友人は食事タイムに使っていました。。すごい。

私もその一人でした。音を消したテレビで韓流ドラマを鑑賞。字幕なので内容もわかってドラマも楽しめる。
韓流ドラマでも外国のドラマなど字幕で見れるものを見ていました。

ダメだな・・・と思いつつも日課になっていました。

今では反省しています。

お母さんにとっては貴重な自分の時間でもあるのですが、授乳時期、まして新生児なんてあっという間に過ぎてしまいます。

そのわずかな期間だけでもしっかりと向き合って欲しいですし、良き思い出になるようにしっかり楽しんで欲しいと思います。

2.母乳量の不安を解消する方法

2.1 赤ちゃんの体重測定

母乳育児で一番不安な事は、目に見えて母乳の量がわからないということです。
目で見て確認出来ないから不安なので、目に見えるようになれば不安も薄れ、自信をもって母乳育児が出来るのではないかと思います。

母乳の量を確認する方法は、授乳のたびに赤ちゃんの体重測定をすることで解決します。
私が出産した病院では、授乳室に赤ちゃん用のスケールが用意されており、授乳のたびに測定していました。

恐らくどこの産院でも赤ちゃん用のスケールが完備されており、同じように体重測定をされていたのではないでしょうか。
しかし、あの大きなスケールを自宅に完備されているお家は少ないはずです。

購入しても、安いものなら3000円台から。高くても1万円ぐらいのものですので、自宅にあってもよい気もしますが、
一時しか使わないものですので、レンタルでもOKだと思います。

母乳量を計測するための体重測定ですが、授乳前に赤ちゃんの体重を測定し、授乳後にもう一度測定します。その誤差が母乳の量と考えられます。
しかし、ここで気を付けなければいけない事があります。

ある程度、自分の母乳の量を確認したら、毎回、毎日の体重測定は不要だということです。
その理由は、順調に毎日体重が増えているならば問題ないのですが、日によっては体重が増えない日、減ってしまう日もあります。
その体重の変化が、余計にお母さんの不安材料になってしまうからです。


 

  • 新生児の体重の増加の目安は、1日30g
  • 生後2~3週間の増加の目安は、1日18~30g

とされています。

この増加の目安通りに赤ちゃんの体重が増えないことが逆に不安になってしまいます。
毎日体重測定しなくても、3日おき、1週間おきの測定に変更し、気持ちのゆとりを持ちながら測定していきましょう。

また、生理的体重減少といい、退院時に出生時の体重より減少してしまう赤ちゃんが多くいらっしゃいます。
尿や胎便、皮膚などから水分を失う現象です。

これは母乳不足ではないので特に心配はいりません。生後2週間ほどかけて、
しっかり母乳を飲むことで出生時体重に戻っていきます。

今までは、赤ちゃんの体重測定=赤ちゃん用スケールでしたが、大人と赤ちゃんの体重測定が出来る体重計も多く販売されています。
通常の体重計は100g単位での測定になりますが、赤ちゃんモードに設定するだけで、50g単位で測定ができ、コンパクトで場所を取りません。
子どもが大きくなっても使えるのでオススメの商品です。

また最近ではスーパーやデパートにも授乳室が設けられ、赤ちゃん用スケールが完備されている所が増えてきました。
お買い物ついでに体重測定も1つの手だと思います。

オムロン「体重体組成計カラダスキャン」

タニタ「体組成計インナースキャン」
100g単位での測定ですが、赤ちゃんの体重測定用にアシストモード機能付き。

ドリテック体重計「ダッコ」

2.2 母乳が不足しているサイン

まだ話すことが出来ない赤ちゃんでも、母乳が足りないことをお母さんに気付いてもらうために、何かしらのサインを出しています。

例えば、赤ちゃんは母乳を飲み満足すると授乳後に眠りにつきます。
しかし、母乳が足りていないと授乳後なのに機嫌が悪く、泣き止まないことがあります。

オムツが汚れていたり、体調がすぐれない時にも同じサインが見受けられますが、どちらも該当しないようであれば、母乳不足の可能性があります。

他にも授乳時間が30分や1時間と長く、いつまでも母乳を吸っている場合も母乳が不足しており、満足できずにいるかもしれません。
授乳し終わったのに、またすぐに欲しがる場合も同じです。

いくつかあるサインの中でも気をつけなければいけないサインがあります。
それは、おしっこや便の回数です。母乳不足であり、水分不足でもあります。
出来れば日々の排泄リズムをメモに取り確認しておきましょう。

母乳が不足しているサインをいくつか紹介しましたが、当てはまるからといって、すべてが母乳不足と悩む必要はありません。

人はお腹がいっぱいでも泣きたい時もありますし、眠れなくてイライラすることもあります。
赤ちゃんだってそんな時があってもおかしくないですよね。

母乳不足だと悩むより、お母さんがサインを感じた時に、体重測定をしながら体重の変化を確認することが1番大切だと思います。

2.3 母乳は欲しがるだけあげていいの?

母乳育児をしていると、母乳は欲しがるだけあげていいの?
授乳回数が全然減らず、毎日たくさん母乳を飲んでいるが大丈夫なのか?という悩みをよく耳にします。

産院でもよく言われますが、私も欲しがるだけあげればいいと考えています。
私が実際に病院で言われたことですが、母乳はミルクより消化が早く、赤ちゃんの胃腸の負担も少ないそうです。

またミルクよりも消化が早いために、空腹になるタイミングも早く、授乳回数が増えるとのことでした。

ただ乾燥している部屋や、温度が高い部屋だと喉が渇き、水分補給のかわりに母乳を飲むこともあります。
部屋の環境を少し変えてみると授乳回数が減るかもしれません。

1日の体重増加や、健診などで成長グラフの平均値を上回っていると注意を受けることがあります。
その時は、授乳の前に少し搾乳し母乳の量を調整してみましょう。

新生児の時期は、泣く=おっぱい になることが多いのですが、生後2~3ヵ月になってくると、泣く=おっぱい と限りません。
赤ちゃんの様子を見ながら、欲しがるようなら母乳を与えればいいと思います。

多少ぽっちゃりしていても、寝返りやハイハイを始めるとあっという間に締まってきます。
赤ちゃんがしっかり母乳を飲んで、成長していることだけで凄く素晴らしいことですし、母親からすると幸せなことですよね。

2.4 母乳を飲んでも泣いている理由

授乳の時間になり、母乳を飲み始めたので、寝てくれるかな?と少し期待しますが、逆に泣いてしまうケースがあります。

せっかくの休息時間が削られます。

けれど、赤ちゃんにとってはそんな事関係ありません。何かを伝えたいのです。

授乳が終わってからも赤ちゃんが泣いてします理由はいくつかあります。
母乳を飲んだはずなのに、母乳の量が足りなくて泣いているとき。授乳の時間が終わってもまだまだお母さんにくっついて居たいとき。
おしっこでオムツが気持ち悪いとき。眠たいのに眠れないとき。たくさんあります。

私も経験しました。授乳が終わってもひたすら泣いている我が子にオロオロしました。
母乳が足りていないのか心配になり、ミルクも飲ませました。

それでも全然泣き止みません。
どこか体調が悪いのか心配になり、子育ても先輩でもある姉に電話をしました。

私の行動を一通り話すと、あっさりと「暑いんじゃない?着せすぎ。」と言われました。

10月産まれでしたので、少し肌寒くなり風邪を引かせないように厚着させていました。

そんなバカな!と思いながらも子どもの服を脱がせると、あっという間に眠りにつきました。
安心したのと同時にそんな事もあるのだとまた反省です。

授乳が終わって赤ちゃんが泣いていると、母乳が足りていないと心配してしまうものですが、必ずしもそうではないのです。
確かに母乳不足の場合もありますが、オムツを替えてみたり部屋の温度を確認したり、しばらく抱きしめてあげるのもいいと思います。

3.母乳育児について相談できる窓口について

母乳育児をしていると、色んな悩みが出てきます。
新生児の時には新生児に対しての悩み。3ヵ月、6ヵ月、卒乳するまで、それぞれの段階で悩みは出てきます。

いつも近くに身内が居るとは限りませんし、ママ友に相談しにくい時もあります。
そんな時に専門の方に相談すると解決のヒントになるかもしれません。

まず行政が行っている相談窓口ですが、地域によって色んなサービスがあると思います。
一番身近に相談できる機会は、1ヵ月健診や3ヵ月健診ではないでしょうか。

私の住んでいるエリアの健診では、まず赤ちゃんの身体測定のあとに保健師さんとの相談会がありました。
その時に保健師さんに母乳の相談をしたところ、母乳相談室があるから、少し話を聞いて帰ったらどうですか?と言われました。

母乳相談室に入ってみると個別で指導してくれる椅子が用意されており、順番に呼ばれます。
私はあまり母乳が出ない方でしたので、その旨を伝えて指導して頂きました。

赤ちゃんがちゃんとおっぱいが吸えているのか確認してもらい、搾乳の仕方もしっかり教えて頂きました。
自分ではちゃんと搾乳していたはずだったのですが、助産師さんに搾乳してもらうとビックリするほど出ます。

健診の他にも市役所や区役所には、母乳外来や育児相談室があります。
地域によって呼び名が違いと思いますので、近くの役所に行けば窓口を紹介してもらえると思います。

相談しに行くのに、少し勇気がいると思います。ダメな母親だと思われるんじゃないかって不安になるかもしれません。
まして小さな赤ちゃんを連れて行くのは、精神的にも体力的にも疲れます。

しかし、そのモヤモヤした気持ちで悩みながら過ごすより、少しの行動で気持ちが楽になれるのなら、まず相談してみましょう。
何かしらのヒントがあるはずです。

行政が行っている相談窓口のほかに、民間でもサポートしてくれる場所はたくさんあります。

特に、母乳育児を推進している桶谷式乳房管理法研鑚会は有名です。
引用:http://www.oketani-kensankai.jp/

全国に相談室があり、母乳に関するアドバイスだけでなく、育児をする上でもアドバイスや指導をしてくれます。

私の姉も少し遠かったのですが、桶谷式の相談室に通っていました。
姉もはじめは母乳の出が悪く苦労したようです。行くたびにおっぱいマッサージをされ、とても痛いのを我慢したと今でも言っています。
けれど、たくさんの情報に惑わされず、信頼できる1人の先生に出会えて良かったといいます。

出産した病院や児童館には、母乳育児の相談が出来る場所があります。
またインターネットでは、母乳相談室とエリアを入力すれば、たくさんの相談室や情報サイトが存在します。

同じ母親目線で書かれているブログを読むと、とても共感しますしよく泣いていました。未だにそうなのですが。
でも泣くと何だかスッキリして、また前を向いて進める気がします。

おわりに

母乳育児をしていると目に見えない母乳の量に不安を感じるものです。
私の子どもは2495gで産まれた少し小さめの赤ちゃんでした。
だから余計に大きくなって欲しいと願い、あれこれ悩みました。

母乳がたくさん出る方ではなかったので余計です。
そんな私は、赤ちゃんの体重測定をして不安を解消しましたが、もう一つやっていた事がありました。

普段、授乳の前後にやる搾乳を利用してみたのです。

搾乳器を使用すれば少し楽だと思いますが、私の場合は肌が弱くすぐに血が滲んでしまうので、手作業でした。
結構大変な作業でしたが、搾乳する母乳を哺乳瓶で受け止めました。哺乳瓶に入れる事で毎回母乳の量を確認していました。

赤ちゃんがミルクを飲んでくれるのであれば、1日だけでも授乳のかわりに搾乳すれば、
1日でどれぐらい母乳がでるのか、どの時間帯に母乳が出にくいのかわかるようになります。

丸1日搾乳するのは少し勇気がいりますし、正直疲れましたが、目に見えてわかることにより安心感は得られました。
そこまでする必要はないかもしれませんが、搾乳の際の哺乳瓶での確認はオススメします。

これから子育てをしていく上で、授乳期間って本当に短い期間だと思います。
色々気になり、迷うことが多い時期でもありますが、授乳はお母さんしか出来ない大切な役割です。
その短い時間を少しでも楽しくリラックスして過ごしてもらえたらと思います。