長く安定して続けられる美容外科の看護師募集&内定が出るポイントは?

看護師として日々のお仕事、お疲れさまです。

鏡であなたが自分の顔を見たとき、疲れ切っているなと感じることも多いと思います。
もちろん職場によって異なる点もありますが、
夜勤もあり、不規則な生活です。
勉強会、勉強会のための準備、実習、新人指導などなど…仕事以外にもやることが多いです。
寝るギリギリまで、鳴りやまないナースコール音が耳に残っていた日もあることでしょう。

同じような悩みを持つ看護師の中には、新しい転職先として
「美容外科」への転職を考えている人もいます。

今回は、そんな「美容外科」で活躍したいと考えている看護師向けに、

・仕事内容
・メリットとデメリット
・転職にあたって大切なポイント

などをお話ししたいと思います。

良い面も多いですが、合わないと辞めてしまう方もいるのが実情です。
そんなことのないよう、デメリットも理解してから転職活動を始めてくださいね。

ご存知のこともあるかと思いますが、お付き合いいただけると幸いです。

目次

1.美容外科の仕事内容

美容外科では、下記のような施術を受けることができます。

・脱毛
・豊胸手術
・脂肪吸引
・整形(外科手術)
・ピーリング、プラセンタ、ボトックス注射(簡単な施術)
・二重まぶた
・ほくろ、シミの除去

クリニックによって看護師がどこまで担当するかは大きなちがいがあります。

大きなクリニックですと、看護師は施術や医師のサポートのみです。

具体的には、施術の用意、麻酔を受けた患者さんの体調管理、注射・点滴、施術に使用する脱毛などの機械の照射などです。

中小規模のクリニックですと、それに加えて料金体系、施術などの日程調節、同意書のサイン、施術にあたってのトラブルの説明も行うこともあります。
さらに、事務的な仕事から受付までこなすクリニックもあります。


最も大きなちがいとも言えるのが、一般の診療科では主な相談相手は医師です。 

看護師はあくまでもサポートとして、患者さんを元気づけたり、弱音を聞いたりといった程度にとどまります。

美容外科では主な相談相手は看護師です。

なぜか?一般の診療科では、患者さんに対する指示は医師が行います。
それに対して、美容外科はカウンセリング後、患者さん自身がどうするか決めるからです。

患者さんとカウンセリングを行う際に、コンプレックスをうまく聞き出し、どの施術や治療法をすすめることでそのコンプレックスを解消できるか考えながら親身になって話すことが大切です。

相手は患者さんであると同時にお客さまですので、クレームを受けないよう気を付けることも大切です。
一般の診療科であれば、「診察のときに医師に聞いてくださいね。」で終ったことを、あなた自身が説明する必要があります。

そのため、クリニックの施術や治療法について理解を深めるのはもちろんのこと、あなた自身に美容に関する知識や技術も求められます。

2.美容外科のメリット

2.1.努力次第では高収入を期待できる

美容外科は他の診療科とちがい、自由診療です。
施術料金をクリニックが独自に決めることができます。

さらに、さきほどお話した看護師によるカウンセリングの際の結果、患者さんに施術をしてもらうことになると、インセンティブがあることもあります。

あなたの頑張りによっては、病院勤務の看護師よりもけた違いの年収を受け取ることも不可能ではありません。

ただ、施術料金やインセンティブに関してはクリニックによってまったく異なります。
インセンティブが良いクリニックに魅力を感じると思いますが、最初からうまくいくとも限りませんので、基本給を重視するようにしてください。

2.2.夜勤があるクリニックはほとんどない

ほとんどが日帰りで予約制ですので、夜勤はもちろんのこと、残業もあまりありません。
ただ、患者さんが美容外科を利用するのは、大半が土日祝日、ゴールデンウィーク、夏休みなどあなたも休みたいと思う時期です。

繁忙期は残業が増えることを了承してください。

2.3.とっさの判断を求められるストレスが少ない

医療機関に勤めていると、救急搬送、患者さんの容態の急変、といった予想しない事態が多々あり、あなたのとっさの判断が求められることになります。

その判断が患者さんの今後を大きく左右することもあるため、その責任感は大きなものになるでしょう。

その点、美容外科を訪れる患者さんの目的は治療ではなく、コンプレックスをなくしたり、自分自身をきれいにしたりといったことが目的ですので、計画的です。

そのため、そういったストレスは比較的少ないかと思います。

ただ、万が一のこともありますので、一定の緊張感はつねに求められます。

2.4.経験を積めば美容外科で転職しやすい

美容外科は男性の顧客も増えてきてこれからも成長が期待される点です。

美容外科での経験を積めば、何らかの理由で転職を考えたときに同じ美容外科から引く手あまたになることが期待できます。

男性、女性ともに自らの美容に関心が高くなり、お金をかけるかたが増えているようです。

ただ、美容はとてもデリケートな一面があるため、患者さんへの対応がキーとなります。

3.美容外科のデメリット

3.1.看護師としてのスキルがにぶる

美容外科は注射・点滴以外の処置はほとんど行いません。

そのため、看護師としてのスキルの低下してしまったり、医療機関に勤務していると得られる医療に関する知識が減ってしまったりする可能性はあります。

美容外科のすべてのクリニックがそうとは限りませんし、個人で学べばいくらでも医療に関する知識は得られますので、つねに努力していれば問題ありません。

ひとつ言えるとすれば、美容外科での経験以外がほとんどない場合、一般の診療科で働きたいと思っても、なかなかむずかしいものがあるかもしれません。

3.2.人気があり、募集に対して応募が多い。なかなか空きもない。

先にお話ししたように、美容外科はメリットが多いので人気も高いです。

離職率が高いクリニックもありますが、安定して長く続けられるクリニックはなかなか空きが出ません。

のちほど紹介する美容外科の求人サイトも上手に使って、あなたにあったクリニックを見つけてください。

3.3.ノルマがある(※クリニックによります)

クリニックによって、看護師にノルマを課し、成果によってインセンティブを設定しているところもあります。

それをやりがいに感じられる人なら良いのですが、プレッシャーに感じてしまうと思う人は、最初からノルマのないクリニックを選びましょう。

給与額も大切ですが、いちばんはあなたが長く安定して続けられることです。

3.4.世間が休みの時期、時間帯は働くことが多い

美容外科を利用する人は、仕事帰りの夜遅い時間帯だったり、土日祝や連休だったりします。

そのため、そういった時期は休みにくいと思ってください。
とくにお子さんが小さく、保育園のお迎えのためなどに早めに帰りたい人は応募の際に注意してください。

3.5.接客スキルを求められる

一般の診療科とは異なり、美容外科に来る人はお客さんとして接することになります。

これを苦に感じない人なら問題ないのですが、中にはギャップに苦しむこともあるかもしれません。

4.知りたい!美容外科で求められるスキルとは?

4.1.接客スキル

まず、仕事内容でお話した患者さんとのカウンセリングの際に必要となる接客スキルです。
クリニックによっては、看護師ひとりひとりにノルマが課されている所もあります。

だからといって、あまりに強引に施術をすすめるとクレームになりかねません。
あくまでも患者さんの立場に立ち、その人に合った施術などを上手にすすめる必要があります。

あなただったら、自分の体にメスが入ったり、注射をしたり、何かしらの異物を入れたりすることが初めてだったら平気ですか?
また、施術によっては高額な費用がかかることに対してどう思いますか?

もちろん、看護師でおられる分普通の人よりはとっつきやすいかもしれませんが、自分だって強引に施術をセールスされることは抵抗がありますよね。

こうして書くと簡単なように思いますが、今まで一般の診療科などで勤務されている看護師の方にとっては慣れるまでは大変かもしれません。
治療法や最新の美容に関する知識をどんどん取り入れ、周りの人の話し方にも耳を傾けることが大切です。

4.2.オペ室での経験

美容外科の中でも豊胸、整形、脂肪吸引、ほくろ・シミの除去、二重手術など手術をたくさん扱うクリニックでは、オペ室での経験が求められることもあります。

ただ、「臨床経験〇年必要です。」と具体的に示しているクリニックから、「入社してから慣れてもらえれば大丈夫です。」というクリニックまでさまざまですので、絶対に必要というわけではありません。

4.3.採血、点滴、注射といった処置スキル

美容外科では、採血、点滴、注射の機会が多いです。
件数を多く扱うこともあるため、正確で迅速な処置スキルが求められます。

4.4.清潔感のある身だしなみ

患者さんの相談役として、色々な美容に関するアドバイスをする機会は多くあります。言っていることと、自分の姿がミスマッチしていては説得力がありません。清潔感のある身だしなみと、あなた自身がきれいになる努力を日々することがとても大切です。

求められるスキルについて色々と書きましたが、ないと採用されにくい訳ではありません。

美容外科は「夜勤がない点などの魅力にひかれて転職したものの、思っていたものと違った。」と退職される看護師も多いのが実情です。

いちばん大切なのは、一般の診療科とはジャンルの違う美容外科のことをきちんと理解し、自分も活躍したいと思っていることをアピールすることです。

5.おすすめ!看護師 美容外科の求人サイト6選

いざ転職活動を始めるにあたり、求人サイトの登録を強くおすすめします。

ハローワークは幅広い求人を受付しますので、中にはブラックと呼ばれる求人もあります。

それに比べて求人サイトはそういった求人を厳選し、ひとりひとりに合ったものをすすめてくれます。

また、面接前のアドバイスから、日程調節、退職した後から新しい職場でのフォローまで長く相談にのってもらえる転職サービスがほとんどですので、とても心強い存在です。

5.1.マイナビ看護師/教育制度が整った求人が多い

人気の看護師転職サービスのひとつです。
いちばんの強みは、離職率の低さ、教育制度の充実を重視して求人を厳選して掲載しています。
もちろん、美容外科の非公開求人も扱っています。

全国17か所あるオフィスでキャリアアドバイザーとの相談、求人の紹介などを受けることができます。

現役で働いているのでなかなか行く時間が持てないといった方も大丈夫です。電話やメールでの相談や求人紹介も行っています。

口コミ評価も良く、

「退職までのフォローから入社してからのフォローまで行ってもらえました。」
「看護師でも未経験職種への挑戦だったので、転職活動の基本から教えてもらえました。」
「他の転職サイトは紹介のみでしたが、面接の日程調節も行ってもらえました。」

といった利用者様からのコメントが多いです。

アドバイザーさんのフォローが手厚い点は心強いですね。

なかなかあなたが聞きにくい福利厚生や人間関係などに関しても、転職アドバイザーが自ら求人先に行き、現場スタッフから聞いてくれていますので、情報量の多さはもちろんのこと、ひとつひとつが信頼できるものだと思います。

公式サイトはこちら:https://kango.mynavi.jp/

5.2.看護roo(カンゴルー)/満足度が高い

看護rooは看護師みんなのコミュニティとして、掲示板やマガジン、アンケート等を取り扱うサイトの顔も持つ転職サービスです。

いちばんの強みは利用者の満足度の高さです。

過去にトラブルがあったり、福利厚生が整っていなかったりする求人は掲載せず、厳選した求人のみを掲載しているので利用者からの満足度がとても高いです。

さらに、求人では分からない残業の有無や休暇の取得率、人間関係(退職者の退職理由、年齢構成、看護部長の経歴、現在勤務している人たちの年齢構成など)まで詳しく見ることができます。

もちろん、これ以外に疑問に思うことがあれば、アドバイザーに聞くことで調べてもらうこともできます。

マイナビと同じように退職後のフォローもしてもらえますし、不安な人には面接に同伴もしてもらえますので、本当にフルでサポートが期待できます。

公式サイトはこちら:https://www.kango-roo.com/career/

5.3.看護のお仕事/24時間電話対応可

株式会社ネオマーケティングの2013年調べで、サービス満足度・アドバイザーの対応満足度・友人に勧めたいランキングの3本で1位を獲得した転職サービスです。

「無理に転職をすすめずに、人生そのものを踏まえてアドバイスをしてくれました。」
「地方の求人でもくまなく探してもらえました。」
「転職後のフォローも万全でした。」

といった口コミがたくさん公式サイトに寄せられています。
転職サービスの扱う求人というとどうしても都市部のものを想像しがちですが、地方の求人も探してもらえるのは心強いですね。

24時間電話対応、転職お祝い金が最大12万円支給されるといった魅力もあります。

公式サイトはこちら:https://kango-oshigoto.jp/

5.4.医療ワーカー/条件の良い求人が多い

楽天リサーチ(2015~2017年 20~50代看護師対象)で3年連続支持率1位を獲得した転職サービスです。

首都圏・東海・関西の求人に特に強いので、Uターンで転職を検討中の人はぜひ登録してみてください。

転職にあたって気になる給与、人間関係、休暇に加えて職位に関する情報も強みを持っています。

現職で役職を持ちながら看護師として勤務されていて、転職先でも同じくらいの役職に就きたいと願う人にはうってつけではないでしょうか。

いちばんの強みとされているのが、転職アドバイザーの親身な姿勢です。
最初の面談から、内定が出て入社後のフォローまでしてもらえます。

転職が初めての方に書類の書き方や面接のアドバイスもしてもらえます。また、常勤以外の求人も取り扱っています。

公式サイトはこちら:https://iryouworker.com/af/

5.5.ナース人材バンク/紹介実績の多さ

ナース人材バンクのいちばんの強みは紹介実績がいちばん多い点です。
地方の求人から、看護師以外の資格である准看護師、助産師、保健士の看護師の求人があります。

転職を検討しているけれど、まだどのような分野で転職を決めようか迷っている…といった方でも、これだけ幅広い求人があれば心強いですね。

転職アドバイザーは医療業界に詳しい人が基本ですので、不安な点は何でも相談できます。
大手の強みである求人の多さ、アドバイザーのスキルの高さは他の転職サービスに引けを取りません。

公式サイトはこちら:
https://www.nursejinzaibank.com/?act=public_apply_initent&t=PC_9415&action=pcafnc-00053&wapr=59ae91b2&rdt=1

5.6.ナースではたらこ/大手ならではの魅力満載

上場企業ディップ社が運営しており、大手ならではで求人の多さはもちろんのこと、医療機関に関する情報も多く扱っています。

転職アドバイザーは一人一人の細かい要望にもきちんと合った条件の求人を紹介してくれると評判が良いので、育児や介護などを理由に自分のライフスタイルを大切にしたい方にはとくにおすすめです。

公式サイトはこちら:https://iryo-de-hatarako.net/

5.7.まとめ

大手の転職サービスばかりを紹介させていただきました。主にそれぞれの良い面を書いていますが、転職アドバイザーとの相性や感じ方はひとりひとり違うものがあります。

合う、合わないはどうしてもありますので、数社同時に登録し、いちばんあなたに合ったところとじっくり向き合うことをおすすめします。

もちろん、中小でも転職サービスは多くの会社があります。しかし、求人数が少ないといった口コミが多かったので、今回は紹介を控えました。

6.☆重要☆美容外科の求人選びのポイント6点

6.1.給与・賞与について

美容外科は自由診療なので、クリニックによって給与額に差があります。
一般の診療科に比べると高めだとされていますが、ノルマに対してインセンティブがあったり、インセンティブがない代わりに基本給が高めだったり、設定のしかたはさまざまです。

求人票だけで分からない点は、面接のときに確認するようにしましょう。

また、給与・賞与が店舗の売り上げによって変動するクリニックがあります。
昨年の実績が良いからと飛びつかずに、細かいところまでチェックしてください。

6.2.院長をはじめとするドクターとクリニックの評判

一般の診療科は必要に応じて患者さんが診察に来ますが、美容外科に来る人はある程度クリニックを選んでからきます。
そのため、倒産してしまうことも一般の診療科に比べると多いです。

院長をはじめとするドクターの経歴や評判などをわかる範囲でチェックし、安定した経営なのかも見ておきましょう。
今はインターネットで検索すれば口コミ評価も多くあります。ただし、あくまで参考程度にとどめてください。

6.3.ノルマの有無

さきほどもお話しましたが、ノルマをプレッシャーに感じてしまう人はノルマのないクリニックを選んでください。

女性が多い職場は、何もなくても人間関係がギスギスすることがあります。そこにノルマが課せられると、よけいにギスギスしてしまうこともあります。

6.4.教育制度がきちんとしているか

一般の診療科とはちがい、美容外科は接客スキルが求められます。それと同時に、美容外科が独自で行っている処置もあります。

すべてが初めての経験となりますので、教育制度が整っているかを面接のときに確認してください。

美容外科は一般の診療科よりも教育制度が整っていないクリニックが多く、はじめての人には戸惑いが多いかと思いますので、大切です。

教育制度はプリセプターがついたり、時間外に指導をしたり、クリニックによってさまざまです。

6.5.夜勤の有無

美容外科は夜勤がほとんどありません。しかし、大掛かりな施術、手術をするクリニックでは患者さんが入院することもあります。とはいえ、急患でバタバタしたりすることはなく、入院患者のナースコールの対応や、その他サポートのみになりますので、そんなに構えなくても大丈夫です。

6.6.1日何時間くらい勤務するのか

美容外科はクリニックによって、人手不足のために求人には記載している以上に残業があり、10時から22時くらいまで勤務しなければいけないこともあります。シフトや残業時間、そして希望の休暇なども取れるのかもチェックした方が良いです。

6.6.まとめ

美容外科の求人選びをする際、やはり給与・賞与、残業時間、ノルマの有無、夜勤の有無といった点は気になりますね。しかし、面接時に確認するのがベストとはいえ、なかなか聞きにくいものです。

そこで、看護師の人材紹介会社を利用し、間に転職エージェントに入ってもらい、聞きにくい情報を集めてもらうのがベストかと思います。数社登録をして、あなたといちばん相性の合うエージェントを見つけてください。

7.まとめ

美容外科の求人について紹介しましたが、いかがでしたか?

メリットが多い求人ではありますが、一般の診療科とはがらりと雰囲気が変わりますし、デメリットもあります。

美容外科での転職を決める前に、あなたに本当に合うのか良く検討してからスタートラインに立ってください。どういう決断をしても、まちがいなんてありません。人の命を預かる看護師として働くあなたを尊敬します。